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猫のおかげでどうにも在宅ワークがはかどらない! ならば「Echo Show 5」の出番だテレワーク時代のスマート家電(2/3 ページ)

スマート家電を活用することで、少しでも在宅ワークを快適にしていこうという本連載。今回は在宅ワークの良き相棒でもあり、障壁にもなり得る“あるソリューション”との対峙(たいじ)方法を探った。

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Echo Show5の角度を調整してくれる便利な周辺機器

 しかし、ここにきて問題が出てきた。Echo Show 5は、購入した状態では上下の角度調整ができないのだ。三角柱を横倒しにしたようなボディーは、台の上に置いておけば、時間や天気などの情報をちらっと見て確認したり、間近でビデオ通話したりするのにちょうど良いのだが、見上げるような形状は、猫のケージ全体を見渡せるほどの距離に向いていない。手持ちの台や段ボール箱、本などさまざまなものを用いて高さの微調整をしないといけなくなるのだ。

ALEXA 呼びかけ
手持ちの作業机ではピッタリの高さにならず、書籍を何冊か使って対応した
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空き箱で試したのだが、これでは高さがありすぎて、ケージの上側3分の1程度の情報しか取得できなかった

 そのために毎回準備をするのは骨が折れるし、何より面倒くさい。これから仕事をしようとしているのに、面倒な作業を挟むことになると仕事に取り掛かるのが遅くなってしまう。何よりおっくうだ。これではいけない。

 そこで、通常の使い方から呼びかけまでをシームレスに切り替えられるよう、「【Echo Show 5 用】 Amazon純正 角度調節スタンド ホワイト」を購入した。マグネットでEcho Show 5に取り付れば、縦方向にわずかだが角度調整できるようになる。

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Amazonによる純正の角度調節スタンドをAmazonにて税込み1980円で購入した
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これでEcho Show 5を垂直方向にも角度調整が行えるようになる
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底面には滑り止めのラバーと、おなじみのマークがある

 我が家では通常、リビングのEcho Show 5はWi-Fiルーターや光回線交換機、NASなどを設置したラックの中段ほどに置いている。部屋の隅に設置することで、部屋のどこからでも時刻や天気予報、現在気温などを確認しやすいからだ。

 猫ソリューションを格納しているケージをチェックするには、水平方向に多少の位置調整が必要なのだが、1回行っておけば、毎回変更する必要はない。

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リビングにいるときも、仕事部屋に行くときも、これといった調整をしないで済むようになった

 これで仕事部屋の第2世代Echo Showや、Alexaアプリをインストールしたスマホから、いつでも猫さんを確認できるようになった。画面に見えているだけで、これまでそわそわして仕事が手に付かない状態だったのが解消して業務効率が大きく上がった。

 ただし、猫ソリューションの回りでついゴロゴロしてしまい、なかなか仕事に取りかかり始めることができないという、業務効率うんぬん以前の問題はいまだに抱えたままだ。

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人がいなくなったリビングで、ケージに戻った猫ソリューション。安心して仕事に打ち込める環境が整った
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角度調節スタンド導入前は、上側3分の2の範囲しか見えなかったが、ケージ全体を見渡せるようになった

 そして、さらなる野望が膨らんでくる。

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