猫のおかげでどうにも在宅ワークがはかどらない! ならば「Echo Show 5」の出番だ:テレワーク時代のスマート家電(3/3 ページ)
スマート家電を活用することで、少しでも在宅ワークを快適にしていこうという本連載。今回は在宅ワークの良き相棒でもあり、障壁にもなり得る“あるソリューション”との対峙(たいじ)方法を探った。
部屋の中を見渡せるようにしたいという野望
手持ちのディスプレイ付きスマートスピーカーにオプション品を付けただけで、ここまでの環境を構築できたため、今回かかった経費はわずかで済んだ。しかも、Echo Show 5導入にかかった費用は、当時セール中だったので1台あたり約半額の5000円(通常価格は税込み9980円)であった。なんとコストパフォーマンスの高いことか。
Echo Show 5のカメラは明るいところ向けのため、日没後など部屋が暗くなるとほぼ何も見えなくなってしまうのだが、そこはスマートLEDシーリングライトで日没時刻に点灯するように設定してあるので、自分で何かをする必要はない。ただし、気になった際に“ねこのEcho Show”と接続してある仕事部屋のEcho Showに目をやるだけで、仕事に没頭できる環境が整ったのだ。
もちろん、これでもかなり満足なのだが、2020年9月25日に発表され、ついに4月14日に発売される予定の「第3世代 Echo Show 10」(税込み2万9980円)を使ったら、自動的に向きを変えて常に猫の座標を捉えられるのでは……? という野望も捨てきれないし、それならいっそのことペット見守りに特化したHDペットカメラ KX-HDN215の導入を見据えた方が良いのではあるまいか? とも考える。だいぶ価格が下がり、なおかつ汎用(はんよう)性の高いネットワークカメラを使ってみるという方法もあるだろう。
とはいえ、「猫さんを見ていたい」などという不純な動機では本連載の存在意義がなくなってしまう。あくまでも自宅での仕事環境を整え、効率良く仕事を行う、という目的を達成するにはどのようなスマート家電を導入すれば良いかということを、コストとのバランスを見ながら今後も試行錯誤をしていきたい。
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