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Google Homeと連携する純正ネットワークカメラ「Google Nest Cam」ってどんな製品?【導入編】山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/3 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする連載。今回はGoogleが投入した見守りカメラ「Google Nest Cam」を見ていこう。

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オプション製品でスタンドも用意

 ちなみに本製品は据え置きスタンドの「Google Nest Cam スタンド」も別売(税込み3900円)されており、室内での利用にも対応する(本稿では以下、こちらとの組み合わせで試用する)。

 このスタンドはマグネットで吸着するのではなく、軸に差し込んで上下方向のみ関節を動かす仕組みになっている。

 そのため、標準キットのマグネット台座に比べると自由度は低く、可動方向は水平より下方向に限られる。天地を逆にして設置することもできず、棚やロッカーの上、高い位置に設置する専用のオプションということになる。

Google Nest Cam
別売のスタンド「Google Nest Cam スタンド」。室内ではこれを利用して設置する
Google Nest Cam
標準添付のマグネットプレートは使わず、カメラ本体をスタンドの支柱に差し込む
Google Nest Cam
電源は標準添付のケーブルではなく、専用のACアダプターを用いて供給する
Google Nest Cam
接続した状態。このようにして見ると、一般的な据え置き型ネットワークカメラそのものだ
Google Nest Cam
横から見た状態。これよりも上方向に向けることはできない
Google Nest Cam
下方向には問題なく動く。棚やロッカーの上に置いて下を見下ろす角度で設置するのが理想だろう
Google Nest Cam
支柱に差し込まれているだけなので、上下をひっくり返すと簡単にカメラが脱落する
Google Nest Cam
カメラが動作しているときは緑色のLEDが点灯する。ちなみに家族がライブで映像を見ている場合は、点灯ではなく点滅する

 このように、見た目はすぐに「ネットワークカメラだな」と分かる外観だが、そのギミックはかなり特殊で、この種のデバイスにある程度詳しい人であっても、きちんと仕組みや手順を理解しないと、正しく設置するのは難しい。ホーム用の製品だが、かなり法人向けに近い性質だ。

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