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新登場の「Fire TV Stick 4K Max」 4Kの視聴環境がない人でも選ぶべき理由(4/4 ページ)

Amazonが新たに発売した「Fire TV Stick 4K Max」は、Fire TVシリーズとしては初めてWi-Fi 6接続に対応し、メモリ増量で処理パフォーマンスアップ、リモコンも最新版に改められた。実際の使い勝手をチェックしよう。

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リプレース推奨もホームシアター関連の対応機種縮小は要注意

 Fire TV Stickシリーズは、最新のソフトウェアが従来モデルにも適用されるため、新製品が出たからといって、すぐさま新しいモデルに買い換える必要はないが、今回見てきたように操作時のレスポンスが全く異なる点は注意したい。

 これらはハードウェア依存であってソフトでどうにかなるものではないだけに、例え従来モデルがまだ使える状態にあり、かつ4K視聴環境がなくても、買い替える価値は高い。

 価格的にも、タブレットやスマホのように10万円クラスの品ではない上に、データの引越のような作業もなく、ログインすればほぼそのまま設定を引き継げる、やらなくてはいけないのは、せいぜい連携するBluetooth機器の設定くらいで、それもあっという間に済む。積極的に乗り換えていくべきだろう。

Fire TV Stick 4K Max
Bluetoothヘッドフォンも利用できる。接続先のディスプレイがスピーカー非搭載だった場合は重宝する
Fire TV Stick 4K Max
ちなみに、非4KのFire TV Stick(右)に比べると一回りサイズは大きい

 ただし、中には従来モデルではできていたことが非対応になっている場合もあるので注意が必要だ。例えば本製品は同社のスマートスピーカー「Echo」をホームシアターのスピーカーとして使う機能のうち、過去のEchoの一部モデルがサポートされなくなっている。

 そのため、リプレースすることによって、これまで使えていたEchoまで買い替えを余儀なくされる可能性がある。単品では買い替えにそれほどコストが掛からなくとも、従来モデルで既にホームシアター環境を構築済みだった場合、思わぬ追加出費になる場合があるので要注意だ。該当しそうな人は、こちらのリンクも参考にしつつ、買い替えの可否について検討することをお勧めする。

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