「Fire TV Stick 4K Max」登場 Wi-Fi 6対応+40%パフォーマンスアップで6980円 新リモコン付き
Amazonが、4K対応映像デバイス「Fire TV Stick 4K」の後継モデルを発売する。Fire TVシリーズとしては初めてWi-Fi 6接続に対応したことが特徴で、処理パフォーマンスも最大で40%改善する。
Amazon(アマゾンジャパン)は10月7日、映像デバイス「Amazon Fire TV Stick 4K Max」を発売する。同社の「Amazon.co.jp」における税込み販売価格は6980円で、一部の量販店でも同日以降に販売を開始する。発売に先駆けて、Amazon.co.jpでは9月9日から販売予約を受け付けている。
Fire TV Stick 4K Maxは、2018年12月に発売された「Fire TV Stick 4K」の事実上の後継モデルだ。1.8GHz駆動の4コアプロセッサを搭載し、メインメモリを1.5GBから2GBに引き上げたことによって、先代から最大40%のパフォーマンス改善を図っている。Fire TVシリーズを通して初めて、無線通信においてWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応したことも特徴である。
最大の表示解像度は、商品名にもある通り4K(3840×2160ピクセル)となる。HDR(ハイダイナミックレンジ)表示はHDR10、HDR10+、Dolby Visionの3規格に対応する。Dolby Atmos規格のサラウンド音声の出力も可能だ。
付属するリモコンは、3月25日に単品販売が始まった第3世代のもので、「Prime Video」「Netflix」「DAZN」「Amazon Music」のショートカットボタンと、「番組表」ボタンが追加されている。
バッファロー製Wi-Fi 6ルーターとのセットも期間限定販売
Amazonでは、9月9日から10月7日の期間限定で、Fire TV Stick 4K Maxとバッファロー製Wi-Fi 6ルーター「WSR-1800AX4S」とのセットを販売する。税込み販売価格は1万2780円で、それぞれを単品で購入するよりも3000円安く購入できる。
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