Appleのギフトカードがリニューアル! ハード/ソフト/サービスを融合
Appleが同社のギフトカードをリニューアル。ハードやソフト、提供するサービスを購入/利用する際に使える「Apple Gift Card」となった。
Appleが新たに「Apple Gift Card」の提供を始めた。これはハードウェア、アクセサリー、アプリケーション、ゲーム、音楽、映画、TV番組、iCloudのストレージなど、Appleのあらゆる製品やサービスの購入に使えるギフトカードだ。
Apple提供のサービスを1枚のカードに集約
これまで同社は、アプリやサービス、コンテンツ用の「App Store&iTunesギフトカード」と、ハードとアクセサリー用の「Apple Storeギフトカード」の2種類のギフトカードを提供していたが、2021年のクリスマスのギフト時期に合わせて、先行していた米国を追う形で1枚のカードに統合し本日から提供を開始する。
オンラインのApple Storeで購入するデジタルカードと、直営店やコンビニエンスストア、量販店などで購入する物理的なカードの2種類がある。5種類の絵柄(Appleロゴマークのアートワークのバリエーション)が用意されており、物理的なカードではこのアートワークの部分がステッカーになっている。
なお、金額はオンラインApple Storeでは自分用として1000円から50万円、電子メールで送るギフト用として1500円から5万円、直営店Apple Storeの物理カードが1000円から10万円、コンビニエンスストアが1500、3000、5000、1万円の4種類と、1000円から10万円の範囲で1円単位で金額を指定できるバリアブルのカードが用意される。
ギフトカードの金額よりも安い商品を購入した際の残額は、Apple IDにチャージされる。逆にギフトカードの額よりも高い額のものを購入する場合はクレジットカードの併用などで支払うことが可能だ。
カードはまずオンラインApple Storeおよび全国の直営店Apple Storeでの提供が始まり、コンビニエンスストアや量販店での提供は11月中旬になる。
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