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障がいのある人もより快適なPCライフを――日本マイクロソフトがSurface用「アダプティブキット」を12月14日発売 税込み1870円
Surfaceシリーズ用に開発された「アダプティブキット」が、全世界で発売されることになった。日本でも12月14日に1870円で販売を開始する。主に視覚や手に障がいのある人のアクセシビリティを改善することが期待される。
日本マイクロソフトは12月14日、Surfaceシリーズ用の触覚ツール「Surface Adaptive Kit」を発売する。Microsoft Store(直販サイト)での税込み販売価格は1870円となる。
キットの概要
Surface Adaptive Kitは、主に視覚や手に障がいを持つ人におけるSurfaceシリーズへのアクセシビリティ(PCや周辺機器の利便性)を向上するためのツールをキットとして用意したもので、以下のツールが付属する。
- 凹凸ラベル(膨らみのあるラベル)
- キーキャップラベル(キーボードを識別するためのラベル)
- アプリケーター(キーキャップラベルを貼り付けるための治具)
- ポートラベル(本体ポートとケーブルの識別用ラベル)
- 開梱サポート(画面やスタンドを開ける際の支援治具)
対応するSurface本体や周辺機器は以下の通りだ。
- Surface本体
- Surface Laptop 4
- Surface Laptop 3
- Surface Pro 8
- Surface Pro 7
- Surface Pro 7+
- Surface Laptop Studio
- Surface Book 3
- Surface Go(※)
- Surface Go(※)
- Surface Go 3(※)
- Surface Laptop Go(※)
- 周辺機器
- Surface ドック 2
- Microsoft Designer Compact Keyboard
- Microsoft Number Pad
- Microsoft Bluetooth Keyboard
(※)キーキャップラベルの装着時に注意を要する(サイズがギリギリ)
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