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MicrosoftがApple Silicon対応OneDriveクライアントの正式版を提供開始

米Microsoftが、クラウドストレージサービス「OneDrive」のmacOS版クライアントアプリとして、新たにApple Siliconに対応したバージョンの提供を始めた。

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 米Microsoftは2月28日(現地時間)、クラウドストレージサービス「OneDrive」のmacOS版クライアントアプリとして、新たにApple Siliconに対応したバージョンの提供を始めた。2021年12月からパブリックプレビューとして提供していたものが、正式版となって一般ユーザー向けの提供が始まった。

Apple Silicon対応OneDriveクライアントの設定画面
Apple Silicon対応OneDriveクライアントの設定画面

 これまで、macOS版のOneDriveクライアントはx86バイナリとなっていたため、バイナリ変換機能であるRosetta 2を使って動作させていた。問題なく動作はするが、Apple Siliconの性能を引き出しているとは言えなかった。今回の新バージョンにより、性能向上を期待できる。

 また、Mac上の特定のフォルダーをOneDriveにバックアップする機能(Known Folder Move)を盛り込んだバージョンのパブリックプレビューを始めた。この機能で、Macの「デスクトップ」「書類」の両フォルダーの内容をOneDriveにバックアップできるようになる。

Macの「デスクトップ」「書類」の両フォルダーの内容をOneDriveにバックアップできる
Macの「デスクトップ」「書類」の両フォルダーの内容をOneDriveにバックアップできる

 バックアップ機能を盛り込んだバージョンのパブリックプレビューは、今後数週間かけてInsiderに提供していくとしている。

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