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「FMV Chromebook 14F」にCeleronモデルが登場 3月25日に発売 直販価格は約6.6万円
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)が2021年11月に発売した初のChromebookにCeleronモデルが追加される。CPUをCeleron 6305、ストレージを64GBのeMMCに、ディスプレイをタッチ非対応に変更することで手頃な価格を実現した。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は3月25日、14型ノートPC「FMV Chromebook 14F」のCeleronモデルを発売する。同社の直販サイト(富士通WEB MART)における予定販売価格は6万5780円(税込み)となっている。
FMV Chromebook 14Fは、2021年11月に発売されたFCCLとしては初めて開発したChromebook(Chrome OS搭載のノートPC)で、打ちやすい日本語キーボードを始めとして、同社のLIFEBOOKシリーズで培ってきたノウハウが生かされていることが特徴だ。
今回追加されたCeleronモデルは、既存のCore i3モデルよりも手頃な価格とすることでより広いユーザーに訴求する目的を持っているようだ。主なスペックは以下の通り。
- CPU:Celeron 6305(1.8GHz、2コア2スレッド)
- メインメモリ:8GB(DDR4-3200、換装/増設不可)
- ストレージ:64GB eMMC
- ディスプレイ:14型TFT液晶(タッチ非対応)
- 解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)
- ポート類:USB 3.1 Type-C端子×2、USB 3.1 Type-A端子×2、HDMI出力端子、イヤフォン/マイクコンボジャック、microSDメモリーカードスロット
- USB 3.1 Type-C端子はUSB PD(Power Delivery)電源入力とDisplayPort Alternate Mode映像出力を兼用
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