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中継器にもなる! Ringのスマートドアホンを強化する「Ring Chime Pro」を使ってみた山口真弘のスマートスピーカー暮らし(3/3 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。Amazon「Ring Video Doorbell 4」のアクセサリー「Ring Chime Pro」を試した。

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ワンルーム&一人暮らしでなければ実質必須のオプション

 以上ざっと見てきたが、これらの特性を考えると、本製品は2人以上の家族で暮らしていて、自宅に複数の部屋がある場合に有用なオプションと言える。

 なぜなら複数の部屋があれば、それだけスマホの通知音が聞こえにくい状況も発生しやすいし、電波が届きにくくなる可能性も高い。さらに家族が複数いれば、Ringアプリを入れたスマホが自宅内にない状況も起こりやすいからだ。

 本製品の競合であるGoogleの「Google Nest Doorbell」や「Google Nest Cam」は、本製品に相当するオプションは存在しないため、大きな強みとなり得る。一人暮らしおよびワンルームでの利用はさすがに持ち腐れになる可能性はあるが、基本的には必要なものとみなして、ドアベルの購入時に追加予算を見積もっておく方がよいだろう。

Ring Chime Pro
実売価格も税込みで5980円と、そう負担にはならない。本稿執筆時点ではドアベルトのセット販売も行われている

 なお、Ring Video Doorbell 4のレビューでも書いたように、現状ではまれに、この通知が十数秒程度遅れる場合がある。ドアベルと本製品、および連携するスマホで同時に起こっていることからも、本製品側ではなく、ドアベル側の問題である可能性が高い。こうした安定性は、今後の要改善ポイントと言えるだろう。

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