屋外設置に対応 Echo Showからも見られるネットワークカメラ「Ring Stick Up Cam Battery」を試す:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(4/5 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は屋内から屋外までオールマイティーに使えるネットワークカメラ「Ring Stick Up Cam Battery」をチェックした。
Echo Showからも閲覧可能 ただし強みは……
本製品の映像を見るには、前述のようにスマホアプリを使う方法に加えて、スマートディスプレイ「Echo Show」を使う方法もある。こちらもざっとチェックしておこう。
Alexaアプリ上でRingのスキルをインストールしたあと、検出を実行すると本製品が見つかるので、認証を行って設定を完了させる。これで「Alexa、(カメラの名前)を見せて」と呼びかければ、Echo Showにカメラの映像が表示されるようになる。
この映像は、手動でのピンチインアウトが可能で、マイクを使ってカメラの向こうにいる相手に呼びかけることもできる。ちなみに声を掛けるのではなく、タッチ操作で映像を呼び出すことも可能だ。
さらにAlexa側のデバイスの設定で「モーション検知をアナウンス」をオンにしておけば、モーションを検知した場合に音声で知らせてくれるとともに、画面にもその旨を通知してくれる。通知されるだけでタップしても映像が表示されないのはマイナスだが、これは本製品ではなくAlexa側の問題で、他社のネットワークカメラも挙動は同じだ。
Alexaアプリで検出を実行。まずはグループを指定する(左)。こちらはAlexaアプリでデバイスの設定を開き「モーション検知をアナウンス」をオンにする(中央)。アナウンス先となるデバイスを指定する。1つでも複数でも可能だ(右)
ここまで見てきた一連の機能は、市販のAlexa対応ネットワークカメラであればほぼ対応しているものばかりで、本製品ならではの優位性は特に感じられなかった。一通りの機能を網羅しており、問題なく動作するというだけだ。
ちなみに、Echo Showでネットワークカメラの映像を表示する場合、数分程度でオフになってホーム画面に戻る製品もあれば、長時間表示できる製品もあるなど、カメラによってばらつきがあるが、試した限り本製品で継続表示できるのは30分程度と、こちらも「並」の部類に入る。特に強みというほどではない。
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