ブラザー、印刷速度と耐久性を大幅向上したA3インクジェットプリンタ6製品
ブラザー販売は、新開発のインクジェット技術「MAXIDRIVE」を採用したA3インクジェットプリンタ計6製品を発表した。
ブラザー販売は8月30日、新開発のインクジェット技術「MAXIDRIVE」を採用したA3インクジェットプリンタを発表、11月上旬に販売を開始する。
販売ラインアップは、大容量インクカートリッジとサブタンクを搭載した「ファーストタンク」シリーズ4製品「MFC-J7600CDW」「MFC-J7500CDW」「MFC-J5800CDW」「HL-J7010CDW」と、通常仕様の「レギュラー」シリーズ2製品「MFC-J7300CDW」「MFC-J7100CDW」の計6製品を用意。いずれも価格はオープン、予想実売価格はファーストタンクシリーズがそれぞれ9万9000円/8万2500円/5万2800円/5万5000円、レギュラーシリーズが5万2800円/3万7950円だ(いずれも税込み)。
今回のモデルでは、次世代インクジェットプリンティング技術の「MAXIDRIVE」を採用しているのが特徴で、従来機種より吐出可能な液滴サイズを大きくすることで高画質を維持しながら印刷速度を向上。また長期使用によるプリントチップの駆動劣化を最小限に抑えたことで耐久性の向上も合わせて実現した。従来機種比で印刷速度は約1.5倍、耐久性は約2倍がうたわれている。
また印刷物にスジが入るなどプリントヘッドのエラーを検知して自動でメンテナンスを行う自動ノズルチェック機能も搭載した。
サポート面も拡充されており、メーカーサイトでユーザー登録を行うことで1年間のメーカー保証期間を延長して追加で2年間の無償修理を利用することが可能になる。
また自動カッティング機能搭載プリンタ「CUTFIT DCP-J1800N」、A4インクジェットプリンタ「DCP-J526N」の2製品も合わせて発表、11月上旬に販売を開始する。価格はオープン、予想実売価格はそれぞれ2万7500円、1万5950円だ(税込み)。
ともにA4出力に対応したインクジェットプリンタで、DCP-J1800NはA4用紙を内蔵カッターでA5×2枚に切断できる自動カット機能を搭載している。
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