クラムシェル型「Surface Laptop」は5代目に 13.5型と15型の2サイズを展開
Microsoftのクラムシェル型ノートPC「Surface Laptop」に第5世代モデルが登場する。今回は13.5型と15型の2サイズで、共にIntelの第12世代Coreプロセッサを搭載したことが特徴だ。【更新】
Microsoftは10月12日(米国東部夏時間)、クラムシェル型ノートPC「Surface Laptop 5」を発表した。米国や日本を含む一部の国/地域では、発表と同時に販売予約を受け付けている。
日本における個人向けモデルは10月25日に発売される予定で、税込みの直販価格13.5型モデルが15万1580円から、15型モデルが19万7780円からとなっている。
【更新:23時30分】日本における発売日と価格情報を追記しました
Surface Laptop 5の概要
Surface Laptop 5は、クラムシェル型ノートPC「Surface Laptopシリーズ」の第5世代モデルで、13.5型と15型の2サイズを用意している。
CPUは第12世代CoreプロセッサのUシリーズ(基本消費電力:15W)で、全モデルが「Intel Evoプラットフォーム」に準拠する。搭載するCPUとOSは、モデルによって以下のいずれかとなる(Core i5は13.5型モデルのみ採用)。
- 個人向けモデル:Windows 11 Homeプリインストール
- Core i5-1235U(Pコア2基4スレッド/最大4.4GHz+Eコア8基8スレッド/最大3.3GHz)
- Core i7-1255U(Pコア2基4スレッド/最大4.7GHz+Eコア8基8スレッド/最大3.5GHz)
- 法人向け向けモデル:Windows 10/11 Proプリインストール
- Core i5-1245U(Pコア2基4スレッド/最大4.4GHz+Eコア8基8スレッド/最大3.3GHz、vPro対応)
- Core i7-1265U(Pコア2基4スレッド/最大4.8GHz+Eコア8基8スレッド/最大3.6GHz、vPro対応)
メインメモリはLPDDR5x規格(増設/換装不可)で、容量はモデルによって8GB、16GB、32GBのいずれかだ。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量はモデルによって256GB、512GB、1TBのいずれかとなる。
ディスプレイはタッチ操作とペン入力対応のPixelSense(液晶)で、表示解像度は13.5型モデルが2256×1540ピクセル、15型モデルが2496×1664ピクセルとなる。いずれもDolby Vision規格のHDR(ハイダイナミックレンジ)コンテンツの表示に対応しており、環境光などの状況によって映像を調整する「Dolby Vision IQ」にも対応している。ペン入力にはMPP(Microsoft Pen Protocol)に準拠するペンを利用できる。
Webカメラは720p(HD/1280×720ピクセル)撮影と顔認証に対応するものを搭載している。
ポート類はThunderbolt 4(USB4)端子、USB 3.1 Type-A端子、イヤフォン/マイクコンボ端子とSurface Connect(電源入力兼ドッキングステーション端子)を備える。Thunderbolt 4端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。
ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(※1)とBluetooth 5.1に対応する。バッテリー駆動時間は最長で18時間(13.5型モデル)または17時間(15型モデル)とされている。
ボディーカラーは13.5型モデルがPlatinum(パームレストがAlcantaraファブリック)、Sage、Sandstone、Matte Blackの4種類、15型モデルがPlatinumとMatte Blackの2種類となる。ボディーサイズと重量は以下の通りだ。
- 13.5型モデル
- サイズ:約308(幅)×223(奥行き)×14.5(厚さ)mm
- 重量:約1272g(Platinum)または約1297g(その他)
- 15型モデル
- サイズ:約340(幅)×244(奥行き)×14.7(厚さ)mm
- 重量:約1560g
(※1)6GHz帯での通信は認可された国/地域でのみ可能
シリーズ全体としては4色展開となる。一番左のPlatinum(プラチナ)については、13.5型モデルはパームレストがAlcantaraファブリックだ(15型モデルでは通常の金属パームレスト)。左から2番目のSage(セージ)は13.5型専用で、「Surface Laptop Go 2」で初登場したカラーとなる
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