ViewSonic「VA1655」はスタンド込みのモバイルディスプレイなのに700g以下を実現! 縦置きでの利用も試してみた:モバイルディスプレイの道(1/3 ページ)
ビューソニックジャパン(ViewSonic)の15.6型モバイルディスプレイ「VA1655」が登場した。ユニークな形状のスタンドを備えた実機を試してみた。
ビューソニックジャパンの「VA1655」は、USB Type-CとHDMIの両接続方式に対応する、15.6型のモバイルディスプレイだ。本体と一体化した折り畳み式のスタンドも込みで、700gを切る軽量ボディーが特徴となる。実機をメーカーから借用したので、レビューをお届けしよう。
スタンド込みで700g以下の軽量ボディー
まずは基本的な仕様をざっとチェックしよう。画面サイズは15.6型、解像度は1920×1080ピクセル、パネルはIPS方式でノングレアだ。視野角は上下/左右ともに170度、最大輝度は250ニト、コントラスト比は800:1、応答速度は7ms(GTG時)だ。タッチ操作には対応していない。
接続方法は、USB Type-CとminiHDMIにも対応している。本体にはこれら2つのポートに加え、給電専用のUSB Type-C、およびイヤフォンジャックが搭載されている。また、出力0.8Wのスピーカーも2基内蔵する。
本製品のスタンドは背面に折り畳める構造になっている。このスタンドは側面が斜めにカットされていることから、縦置きにも対応できるのが大きな利点だ。この縦向きでの設置方法については、後ほど詳しく紹介する。
付属品は、USB Type-CとHDMI、2種類のケーブルと持ち歩きに使うスリーブケースがセットになっている。ケーブル類は必要最小限だが、このスリーブケースはかなりしっかりした構造で保護性能は高い。外出先に持ち歩く機会が多い人は重宝するだろう。
重量は公称で約700g、実測では692gと、スタンド内蔵の15.6型のディスプレイとしてはかなり軽量な部類に入る。前回紹介したフィリップスの15.6型モデルが、スタンド内蔵で1kgを超えていた(実測1029g)のとは対照的だ。
これはボディーの多くが樹脂製で、金属パーツが使われている割合が少ないことが主な要因だろう。本製品は背面の下半分が盛り上がったデザインで、見た目には重く見えるので、実際の軽さとのギャップに驚かされる。
続いて、実際にモバイルPCに接続して使って見よう。
関連記事
- じか付けスタンドで縦置きも可能な15.6型モバイルディスプレイ「VG1655」を試す
さまざまな液晶ディスプレイを取りそろえているビューソニックジャパン(ViewSonic)から、15.6型のモバイルディスプレイが登場した。本体背面にスタンドを備えた「VG1655」を試してみた。 - 一体型スタンドでパススルー充電にも対応 フィリップスの15.6型モバイルディスプレイ「16B1P3300/11」を試す
「16B1P3300/11」は、フィリップスブランドの15.6型モバイルディスプレイだ。独特な形状のスタンドを背面に内蔵し、専用のACアダプターも付属するなどユニークな1台をチェックした。 - 厚さ約6mmでタッチ操作にも対応! 銀色ボディーが目を引く15.6型モバイルディスプレイ「GeeMoni」を試す
「GeeMoni」(ジーモニ)は、Glotureが販売する15.6型のモバイルディスプレイだ。約6mmという圧倒的にスリムなボディーで、タッチ操作に対応した本製品を細かくチェックした。 - HDMIとUSB Type-Cに両対応! パススルー充電機能もサポートした「LKM-156FAB」をお勧めする理由
リンクスインターナショナルの15.6型モバイルディスプレイ「LKM-156FAB」は、USB Type-CとHDMIの入力端子を備えつつ、パススルー充電機能にも対応した貴重なモデルだ。実機を細かくチェックした。 - 左右どちらのUSB Type-Cポートでも接続できてレイアウトフリー! LGの16型モバイルディスプレイを試す
サイズや機能などのバリエーションが増えているモバイルディスプレイだが、16型は意外と少ない。LGエレクトロニクス・ジャパンの新モデルを見ていこう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.