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直径46mmの大画面有機EL搭載「Amazfit GTR 4」は普段使いのスマートウォッチにピッタリ?(1/3 ページ)

中国Zepp Healthから、1.43型の大画面を備えたスマートウォッチ「Amazfit GTR 4」が登場した。従来モデルから大型化し、洗練されたボディーを備えた実機をチェックした。

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 Zepp Health(ゼップ ヘルス)は10月13日、スマートウォッチの新モデル「Amazfit GTR 4」と「Amazfit GTS 4」を国内発売した。価格はどちらも税込み3万1900円だ。

Amazfit GTR 4 Amazfit GTS 4 Zepp Health Corporation
Zepp Healthのスマートウォッチ「Amazfit GTR 4」。写真のスーパースピードブラックに加え、ヴィンテージブラウンレザーも用意される。また、11月にはヴィンテージブラウンレザーも追加される予定だ

さまざまなスマートウォッチを手がけるZepp Health

 Zepp Healthは、スマートウォッチやフィットネスバンドなど、ヘルスケア関連デバイスを多数手がけている中国メーカーだ。Zepp Healthという会社名を知らなくても、Xiaomiと提携し、Xiaomi Bandを製造しているメーカーと言えば分かる人がいるかもしれない。

 以前はHuami(ファーミ)という社名だったが、2021年にZepp Healthに社名変更を行っている。ちなみに、同社のAmazfitブランドのスマートウォッチは、2021年の世界出荷台数で第5位となっている(Counterpoint調べ)。

 そんなAmazfitのスマートウォッチには、ファッションシーンにマッチしたGTRとGTSシリーズ、よりカジュアルなBipシリーズ、アウトドア向けのT-Rexシリーズなどさまざまあるが、今回紹介するAmazfit GTR 4は、GTRシリーズの最新モデルで、円形ディスプレイを採用したクラシックなデザインとなっている。

 なお、スクエアディスプレイを採用したAmazfit GTS4とはデザインが異なるだけで、性能的には同等だ。

Amazfit GTR 4 Amazfit GTS 4 Zepp Health Corporation
Amazfit GTS 4(左)とGTR 4(右)はデザインが異なるだけで、機能的にはほぼ同等だ

 まず外観から見ていこう。最近はApple Watchに寄せたスクエアデザインのスマートウォッチが増えているが、GTR 4はビジネスシーンでも違和感がないクラシカルな円形デザインを踏襲している。ケース径は46mmとやや大型だが、アルミ合金製のフレームを使用しており、重量は実測で約34g(本体のみ、付属バンド込みだと59.5g)と軽量だ。ディスプレイは1.43型のAMOLED(有機EL)で、解像度は466×466ピクセル(326ppi)となる。指紋が付きにくいコーティングを施された、傷にも強い強化ガラスが使われている。

Amazfit GTR 4 Amazfit GTS 4 Zepp Health Corporation
1.43型のディスプレイは発色も良く非常に見やすい。指紋が付きにくいのもありがたい。バンド込みの重量は実測で59.5gと、Pixel Watchよりもわずかに軽い

 なお、同社ではGTR 4のデザインは現代スポーツカーの“流線形スタイルと精度”にインスピレーションを受けたとしており、リューズのデザインはタイヤの質感に似た凹状のラジアンが特徴だ。赤い装飾はスポーツ競技のスピードやスピリットを反映しているという。

Amazfit GTR 4 Amazfit GTS 4 Zepp Health Corporation
リューズを回転させることで、メニューのスクロールも行える。下側にある四角いボタンは初期状態ではカレンダー表示だが、動作をカスタマイズ可能だ

 続いて、対応する衛星測位システムや内蔵センサーについて見ていこう。

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