直径46mmの大画面有機EL搭載「Amazfit GTR 4」は普段使いのスマートウォッチにピッタリ?(3/3 ページ)
中国Zepp Healthから、1.43型の大画面を備えたスマートウォッチ「Amazfit GTR 4」が登場した。従来モデルから大型化し、洗練されたボディーを備えた実機をチェックした。
筋力トレーニングや音声通知機能も装備
もう1つ特徴的な機能としては、筋力トレーニングのスマート認識がある。これは6月に発売された「Amazfit T-REX 2」にも搭載されていた機能だが、筋力トレーニングを認識し、レップ数(回数)をカウントしたり、後でアプリからトレーニングした部位を確認したりできるというものだ。
本格的なトレーニングで高重量を扱う場合、手首にリストラップを巻いたり、パワーグリップを使ったりすることが多く、スマートウォッチを装着して行うことは少ないのだが、トレーニング初心者や低重量でカジュアルにトレーニングを行う場合には、後からどこをどれくらい運動したのか見返すことができ、モチベーションアップにもつながりそうだ。
運動中には要所要所で心拍数や消費カロリーなどを音声で通知してくれるが、この音声は今のところ英語と中国語のみとなっている。今後のアップデートで、日本語での通知にも期待したいところだ。
他にも面白い機能として、モーニングアップデートがある。起床からおよそ10分でその日の天気や睡眠データ、前日に取得したPAI、その日のスケジュールなどを通知してくれる。
また、マイクとスピーカーを内蔵しており、以前はProモデルでのみ利用できたBluetooth接続による音声通話をサポートしている。このスピーカーを利用して内蔵ストレージ(約2.3GB)からの音楽再生も可能だ。もちろん、Bluetoothイヤフォンをペアリングして利用することもできる。
Amazfitのスマートウォッチは、機能的には他のスマートウォッチに見劣りするわけではなく、それでいてバッテリー持ちがいいのも製品のウリとなっている。公称では標準的な利用方法で最大14日間持つとしている。実際に使ってみたところ、睡眠計測に1日1時間〜2時間程度のワークアウト(室内バイクと筋力トレーニング)、画面の常時点灯を有効にした状態で、1日約10%の消費となった。使い方にもよるが、10日程度は問題なく持つだろう。スマートウォッチを使いたいが、毎日の充電が面倒だという人にはピッタリな製品と言えそうだ。
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