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ネットギアがハイスペックメッシュWi-Fi 6Eルーター「Orbi 9」を2022年内に発売 親機+子機2台で約27.5万円

ネットギアジャパンのメッシュ対応Wi-Fiシステム「Orbi」のフラグシップとして、Wi-Fi 6Eに対応するモデルが登場する。5GHz帯を2帯域に分けて、うち1帯域をバックホール専用とすることでクライアント機器のスループットを最大限確保できることが特徴だ。親機1台と子機2台をセットしたスターターキットの他、増設用子機の単体販売も行われる。

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 ネットギアジャパンは11月24日、Wi-Fi 6Eに対応するメッシュWi-Fi(無線LAN)システム「Orbi 9シリーズ」を2022年内に日本で発売することを発表した。税込み直販価格は、ルーター(親機)1台とサテライト(子機)2台をセットにした「スターターキット」が27万5400円、サテライトの単品が9万9800円となっている。

Orbi 9シリーズ
Orbi 9シリーズ

Orbi 9シリーズの概要

 Orbi 9シリーズは、ネットギアのメッシュ対応Wi-Fiシステム「Orbiシリーズ」のハイエンド製品という位置付けで、日本でも9月から利用が解禁されたWi-Fi 6E(6GHz帯を利用したIEEE 802.11ax規格の無線LAN)での通信にも対応している。

 無線LANは12アンテナ16ストリーム構成で、対応する通信周波数帯とIEEE 802.11ax規格における最高通信速度(理論値)は以下の通りとなる。

  • 6GHz帯:4804Mbps
  • 5GHz帯:2402Mbps×2(うち1帯域はメッシュネットワークのバックホール用)
  • 2.4GHz帯:1147Mbps

 5GHz帯の1帯域をメッシュネットワークの専用帯域とすることで、混信の少ない6GHz帯における通信速度をより生かせることがメリットだ。ルーター/サテライトは、1台当たり最大279平方メートルのエリアをカバーし、最大200台のデバイスを接続できるようになっている。

専用帯域
Orbi 9シリーズでは5GHz帯を2つの帯域に分けて、うち1帯域をメッシュネットワーク専用とすることで、クライアント機器におけるスループット(実効通信速度)の低下を抑えている

 有線ポートは以下の通りで、LANポートを使ったメッシュネットワーク構築にも対応している。

  • 10GBASE-T×1(WAN用:ルーターにのみ搭載)
  • 2.5GBASE-T×1(LAN用)
  • 1000BASE-T×3(LAN用)

 ルーターに10GBASE-T対応の有線WANポートを備えているため、最近増えてきた個人(家庭)向けの10Gbps対応インターネット通信サービスのポテンシャルも十分に生かせる。

有線ポート
ルーター(左)とサテライト(右)の外観上の違いは、10GBASE-Tポートの有無のみとなる。有線LANポートはTVやゲーム機など有線機器をつなげる用途の他、メッシュネットワークの拡張にも利用可能だ

直販ストアでの購入特典

 Orbi 9シリーズのスターターキットをネットギアの直販サイトで購入した場合、以下の特典が提供される。

  • 商品到着後30日間の無料返品(2023年6月30日納品分まで)
  • 無償設定サービス(注文確定後、1週間以内に申し込みの連絡が必要)
  • 電話コンシェルジュサービスの提供(接続/設定に関する確認や相談に対応)
返品OK
Orbi 9シリーズのスターターキットは、ネットギアストアの「トライキャンペーン」の対象となり、製品到着後30日間は無料で返品可能だ

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