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「VAIO SX12/SX14」「VAIO S15」の2022年モデルが「Wi-Fi 6E」に対応 ソフトウェア更新が必要
VAIOが発売した「VAIO SX12/SX14」「VAIO S15」の2022年モデルが、ソフトウェア更新によって「Wi-Fi 6E」に対応する。更新プログラムには無線LANドライバーの最新版の他、認証データを書き換えるためのUEFIアップデートも含まれている。
VAIOは11月29日、ノートPC「VAIO SX12」「VAIO SX14」「VAIO S15」の2022年モデルを6GHz帯の無線LAN通信に対応させるためのソフトウェアを公開した。このソフトウェアにはUEFI(BIOS)のアップデートプログラムと無線LANドライバーの更新プログラムが内包されており、適用することで「Wi-Fi 6E」に対応する無線LANアクセスポイント/ルーターと通信できるようになる。
プログラムの概要
今回のソフトウェアの対象となるのは、2022年発売の以下のモデルだ。
- VAIO SX12(VJS125)
- VAIO SX14(VJS145)
- VAIO S15(VJS155)
- VAIO Pro PJ(VJPJ22)
- VAIO Pro PK(VJPK22)
- VAIO Pro PH(VJPH23)
ソフトウェアの適用手順は次の通りである。
- サポートサイトでソフトウェアをダウンロード
- ダウンロードしたソフトウェアを実行
- 「OK」をクリック
- ユーザーアカウント制御(UAC)が出てきたら「はい」をクリック
- 「OK」をクリック
- 本体を再起動する(※1)
- 適用完了
認証の「電磁的表示」が更新されていない場合、再起動時にUEFIの更新が行われます
更新後、無線LANアダプター(Intel Wi-Fi 6E AX211 160MHz)のドライバーのバージョンが「22.180.0.4」になっていれば更新は成功だ。
このバージョンのドライバーは、Windows Updateを通して適用されることもある。ただし、このプログラムを実行した後でないと6GHz帯の無線LANを利用できないので注意しよう。
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