さらに速く進化! 「G-Tune PP-Z」でRaptor Lakeこと第13世代Coreプロセッサを試す(2/4 ページ)
マウスコンピューターのゲーミングデスクトップPC「G-Tune」シリーズに、Intel最新の第13世代Coreプロセッサ搭載モデルが加わった。最新世代の実力はどうなのか?
高解像度でのプレイが可能なNVIDIA GeForce RTX 3070を搭載
グラフィックスカードには、NVIDIA GeForce RTX 3070(グラフィックスメモリは8GB)を搭載している。現行のほとんどのゲームをWQHD解像度(2540×1440ピクセル)、高画質設定でのプレイが可能だ。タイトルによっては4K解像度(3840×2160ピクセル)でも実用的なプレイ可能な描画性能を備える。
光の軌跡をトレースすることでリアリティーのある表現を行う「リアルタイムレイトレーシング」、AIを活用してレンダリング負荷を軽減する「DLSS」「DLSS 2.0」にも対応している。
クリエイティブでも積極的に活用されており、プレビューの描画、レンダリング、エンコード、AIを活用した超解像度や自動フレーミング調整など、さまざまな処理を高速化できる。
高級感あるフルタワー型ボディーを採用
G-Tune PP-Zは、G-Tuneシリーズのハイエンドモデルではおなじみのフルタワー型モデルを採用する。具体的なボディーサイズは、約220(幅)×490(490)×501(高さ)mm(突起部含む)、重量は約16.9kgだ。
大柄で重量もあるぶん、拡張性や冷却効率に優れる。大型の水冷クーラーとグラフィックスカードも余裕を持って収まる内部空間を確保する。水冷クーラーのラジエーターを上部に搭載しつつ、底面部分に大きく吸気口を開けることで、暖められた空気が上昇していく性質を利用して、底面からファンのある上方へと流れるエアフローを効果的に作り出している。ハイエンドクラスのパーツを安心して長く運用することを想定した設計だ。
デザインや質感の高さも強調できるポイントだろう。クリアブラックの強化ガラスとレッドのアルマイト塗装のアルミニウムを組み合わせたフロントパネルは、存在感が抜群だ。吸気口やスタンドなど細部まで上質な処理が行き届いており、高級なオーディオシステムのような存在感に仕上げられていて、しっかりと所有欲を満たしてくれる。なお、オプションでは、中身がほんのりと見えるスモーク仕様の強化ガラスサイドパネルも用意されている。
続いてベンチマークテストで本機の性能を確かめてみよう。
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