バータイプ液晶で最強環境を実現! ウルトラワイドの「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」を満喫した(1/2 ページ)
モバイルディスプレイを仕事や学習に使うだけではもったいない! 特にウルトラワイド画面のバータイプ液晶は、あのゲームに最適だ。ゲーミングPCで「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」を試した。
数年前に8型で1920×480ピクセル表示に対応し、Twitterのタイムライン表示に適した「ツイ廃御用達細長液晶」が話題を集めていたとき、あのゲームをプレイしたら楽しいだろうなと思っていた。
自身でケースを用意したり、ケーブルを接続したりした初期状態を経て、今ではパッケージで1つにまとまり一般流通しているまでになったバータイプの液晶ディスプレイ。その1つが、アイティプロテックの「12.6型バータイプ液晶モニター Screen Plus」(LCD12HCV-IPSW)と、「14.0型バータイプ液晶モニター Screen Plus」(LCD14HCV-IPSW)だ。
そこで今回は、バータイプ液晶ディスプレイをフル活用すべく、タイトーの「ダライアス」をベースとしたSteam版「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」を試した。
バータイプ液晶ディスプレイにゲーミングノートPCを用意
既にレビュー記事は掲載済みだが、IPS液晶を採用した12型のスペックをまとめると、画面解像度は12型が1920×515ピクセルでアスペクト比が37:10、視野角は上下/左右ともに170度、輝度は400ニト、コントラスト比は1200:1、リフレッシュレートは60Hzとなる。画面はグレア仕上げでタッチ操作には非対応だ。
本体サイズは約322(幅)×101(奥行き)×21(厚さ)mm、重量は約287gある。価格は約2万7250円(税込み、以下同様)前後となる。
一方の14型もIPS液晶を採用しており、画面解像度は3840×1100ピクセルでアスペクト比は35:10、視野角は上下/左右ともに160度、輝度は255ニト、コントラスト比は900:1、リフレッシュレートは60Hzとなる。
本体サイズは約358(幅)×125(奥行き)×20(厚さ)mmで、重量は本体のみで約370gだ。10月発売の予定で、価格は約2万9800円前後の見込みとなる。
このバータイプ液晶に、マウスコンピューターの15.6型ゲーミングノートPC「G-Tune P5-RT」を利用した。CPUは、Pコアが6基12スレッド、Eコアは8基8スレッドの14コア20スレッドで、最大4.7GHz駆動のCore i7-12700H、GPUはGeForce RTX 3050 Ti(グラフィックスメモリは4GB)、標準構成のメモリは16GB、ストレージはM.2 NVMe SSD 512GBを搭載する。メモリやストレージなどは同社おなじみのBTOでカスタマイズが可能だ。
マウスコンピューターの15.6型ゲーミングノートPC「G-Tune P5-RT」。第12世代Coreプロセッサと、GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPUを搭載したスタンダードなモデルだ
画面解像度は1920×1080ピクセルで、ボディーサイズは約359.5(幅)×238(奥行き)×23.2(厚さ)mm、重量は約2.04kgだ。直販価格は20万9900円(税込み、送料別)だが、10月12日午前10時59分まで開催中のセール価格だと、同18万9800円となる。
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