読み書きともにPCIe 4.0で最強クラスのSSD「990 PRO」がデビュー:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)
サムスンから高速SSD「990 PRO」が登場し、IntelからはExtreme NUCの新作が投入された。その他にも、木材を前面に使ったFractal Design製ケース「North」など、話題作が店頭に並んでいる。
ストレージ関連で目立っていたのは、サムスンのPCIe 4.0対応M.2 SSD「990 PRO」だ。2TBと1TBが売り出されており、価格は順に4万3000円弱と2万4000円弱(税込み、以下同様)となる。
「久々に待っていた人が多いSSDですね」――990 PROの評判
最大のポイントは、2020年10月に登場した「980 PRO」から大幅に高速化しているところだ。ランダム速度(QD32 Thread16/2TBモデル)は前モデル比でリードは40%、ライトは55%の高速化を実現し、140万IOPS/155万IOPSとなる。シーケンシャル速度もリードとライトで毎秒最大7450MB/6900MBと速い。
入荷したショップの反応は軒並み好調だ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「最近のSSDでは珍しく、発売前からお客さんによく聞かれたシリーズですね。高速で評判だった従来モデルからかなり速度を上げていながら、価格はそこまで上昇しておらず、私も欲しいくらいです」と高く評価していた。
なお、ストレージ関連ではASRockから同社のマザーボード用オプションとしてファン付きのM.2ヒートシンク「Blazing M.2 Gen5 Fan-Heatsink」も登場している。シルバーとブラックがあり、価格はともに4300円弱だ。
パソコンSHOPアークは「PCIe 4.0対応SSDもさることながら5.0もかなり発熱すると言われており、求める人は結構いそうな雰囲気です。ただ、形状やカラーで5タイプラインアップがあるので、まずは公式Webサイトで搭載可能なマザーを確認してみてください」と話していた。
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