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ASUS、産業IoT向けのRISC-V採用シングルボードコンピュータ「Tinker V」
ASUS JAPANは、64ビットRISC-Vベースのプロセッサを採用したシングルボードコンピュータ「Tinker V」を発表した。
ASUS JAPANは3月23日、64ビットRISC-Vベースのプロセッサを採用したシングルボードコンピュータ「Tinker V」を発表した。
産業用IoTアプリケーションの利用に適したモデルで、Debian LinuxおよびYocto Linuxをサポート。メモリは1GB、ストレージは16GB eMMCを内蔵し、インタフェースとしてGPIO、micro USB、ギガビットLAN×2、CAN-Bus×2、RS232 COMポート×2を搭載した。−20度から60度までの幅広い動作温度を実現しているのも特徴だ。
またASUS JAPANは、GPUコンピューティングアプリケーション向けとなるエッジAIシステム「PE6000G」を発表した。サンプル出荷時期は2023年第2四半期の予定だ。
CPUとして第12世代Coreプロセッサを採用、最大450Wのグラフィックスカードをサポートした。メモリは最大64GB、M.2 NVMe SSDおよび2.5インチHDD(最大4基)の搭載にも対応する。
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