Windows 10 21H2は2023年6月13日にサービス終了 Microsoftが改めて注意喚起:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、4月16日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
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Windows 10 21H2は2023年6月13日にサービス終了 改めて告知
Microsoftは4月19日(現地時間)、Windows 10 バージョン 21H2のサポートが6月13日(米国時間)に終了すると、改めて注意喚起を行った。同様の告知は3月にも実施しており、サービス終了に伴う混乱を今から最小限にしたい考えのようだ。
Windows 10 21H2は2021年11月にリリースされたバージョンで、Windows 10はサポート期限がリリース後18カ月となっており、下記のバージョンが2023年6月にサービス終了となる。
- Windows 10 Home/バージョン 21H2
- Windows 10 Pro/バージョン 21H2
- Windows 10 Pro Education/バージョン 21H2
- Windows 10 Pro for Workstations/バージョン 21H2
サービス終了後はセキュリティ更新プログラムを受信しなくなる。引き続きサポートを受けるには、最新版のWindows 10(バージョン 22H2)かWindows 11にアップグレードする必要がある。
「DirectStorage 1.2」が登場 Windows 11/10で利用可能
Microsoftは4月18日(現地時間)、「DirectStorage SDK 1.2」をリリースした。パッケージ管理システム「NuGet」を使用してアップデートできる。
DirectStorageは、CPUを経由せずにデータをNVMeストレージから直接GPUのグラフィックスメモリに読み込む機能だ。最近のゲームでは、ロード時間を短くするために小さなデータを必要なタイミングで逐次ロードする手法が取られている。これにより、1回に読み込むデータ量は少なくなるが、ストレージへのI/Oリクエストが大量に発生し、それがボトルネックとなってパフォーマンスの低下を招く原因となっていた。
これを解決するために考えられたのがDirectStorageで、CPUを介さず、かつDRAMよりも高速なグラフィックスメモリを活用することでパフォーマンスの向上を図っている。
DirectStorageはNVMeのSSD向けに最適化されていたが、従来のHDDでも利用したいとの要望が寄せられており、新しいDirectStorage SDK 1.2では、HDDで利用するための「強制バッファードIO(Force Buffered IO)」が追加された。
また、新APIとして「GetCompressionSupport API」も追加されている。こちらは開発者からのデフォルトのテクスチャ解像度を設定するために、内蔵圧縮フォーマットの解凍パスを把握したいという要望に応えたもので、DirectStorageが圧縮解凍に使用するパスを調べることが可能となる。
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