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現実のゲームユーザーにロックオン! AMDの「Radeon RX 7600」はフルHDゲーミングに最適? 徹底的に試して得た結論日本では5月26日11時発売(2/4 ページ)

AMDが、Radeon RX 7000シリーズの新しいメインストリームGPUを発表した。米国では5月25日に発売され、搭載グラフィックスカードは269ドルから購入できる。「フルHDゲーミングに必要十分な性能」とのことだが、本当かどうか、実際に使って試してみよう。

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ソリッドな印象のリファレンスカード

 今回のレビューで利用するのは、AMDが自ら開発したリファレンスカードだ。Radeon RX 7600のリファレンスカードの日本における展開は、現時点では発表されていない。

 リファレンスカードのデザインは、「Radeon RX 7900 XT/XTX」のそれを踏襲しており、ヒートシンクやカバー、バックプレートに至るまで、マットブラック系のカラーで統一されている。ただし、ヒートシンクの一部はRadeonのイメージカラーである赤色で塗られており、デザイン上のアクセントとなっている。全体的には、実に“メカメカしい”。

 ただし、スペックに合わせてサイズはコンパクトになっている。カードの厚さは2スロット分で、幅もブラケットとほぼ同一となっている。デュアルファン構成であることも手伝って、スペースの少ない小型ケースでも収まりが良い。GPU補助電源コネクターは「8ピン×1」構成で、ケーブルの取り回しも簡単だ。

 外部映像出力はDisplayPort 2.1端子×3、HDMI 2.1端子×1という“今どき”な構成となっている。

パッケージ
リファレンスカードのパッケージ
開ける
パッケージを開けると、カードが姿を見せる。3連ファンを備えるRadeon RX 7900XT/XTXと比べると、とてもコンパクトである
赤色がアクセント
全体的にマットブラックカラーで統一されているが、ヒートシンクの一部がRadeonのイメージカラーのレッドで塗られている
補助電源ピン
GPU補助電源ピンは「8ピン×1」構成となる
バックパネル
カードの裏面には基板を保護するバックパネルが備わっている
ポート類
映像出力は、メインストリーム以上のモデルでは一般的な「DisplayPort端子×3+HDMI端子×1」という構成となっている

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