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従来モデルとはどこが変わった? Amazonのネットワークカメラ「Ring Indoor Cam(第2世代)」を試す山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/3 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は屋内用の小型ネットワークカメラ「Ring Indoor Cam(第2世代)」をチェックした。

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カラーナイトビジョンに対応 プレ録画機能も追加に

 プライバシーカバー以外の部分も、従来モデルとはちょくちょく変わっている。例えば視野角は従来の「対角140度/水平115度/垂直60度」から「対角143度/水平115度/垂直59度」へと微妙に変化している。

 またカラーナイトビジョンの搭載で夜間のカラー撮影も可能になった。デフォルトではオフになっているが、設定画面からオンにしてやることで、それまで白黒だったナイトビジョンの映像がカラーになる。既に他社製品では搭載例も多いので新鮮味はないが、できないことが着実に減少してきているのは、ユーザー側からすると信頼できる。

amazon Ring Indoor Cam(第2世代) 屋内 セキュリティ カメラ
左がカラーナイトビジョンなし(白黒)、右がカラーナイトビジョンあり(カラー)だ。カラー環境では木目の茶色や、扉の隙間から出る緑色の光がきちんと表現されている
amazon Ring Indoor Cam(第2世代) 屋内 セキュリティ カメラ
カラーナイトビジョンは初期値ではオフになっている。まずデバイスのホーム画面にアクセスし(左)、ビデオの設定を開いて(中央)、カラーナイトビジョンをオンにする。その3つ下「カラーナイトビジョン赤外線ライト」も関係してくる項目だ(右)

 さらにモーション検知の数秒前から、録画を開始するプレ録画機能も追加されている。筆者が現在利用中の屋外設置向けライト付きモデルはこの機能に非対応で、モーションの冒頭が必ず切れてしまっている。本製品だけといわず、他モデルへの展開も要望したい。ちなみにデフォルトで有効になっており、設定画面に該当の項目はない。

amazon Ring Indoor Cam(第2世代) 屋内 セキュリティ カメラ
モーション検知で記録した動画を再生中(左)。ライブ映像に切り替えることもできる(中央)。検知した履歴は別画面で一覧できる(右)
amazon Ring Indoor Cam(第2世代) 屋内 セキュリティ カメラ
モーション設定の画面。ゾーンの編集もここで行える(左)。感度はスライダーで調整できる(中央)。スマートアラートで被写体ごとの挙動を設定可能だ。屋内用ということで荷物検知の項目はない(右)
amazon Ring Indoor Cam(第2世代) 屋内 セキュリティ カメラ
他のRingデバイスと連携して動作させることもできる(左)。モード設定の画面。在宅か不在か、それとも解除かを選択して挙動を切り替える(中央)。デバイス一覧の画面。オンラインやオフラインのステータスを確認できる(右)

 ボディーサイズは従来モデルが約4.5(幅)×4.5(奥行き)×7.5(高さ)cmだったのが、本製品は約4.9(幅)×4.9(奥行き)×9.6(高さ)cmと、一回り大きくなっている。それでもネットワークカメラとしては十分に小さく、屋外設置用の「Ring Stick Up Cam Battery」と比べると小ぶりだ。ホワイトモデルとブラックモデルの両方が用意されているのも、設置場所に応じて選択できてよい。

 付属品は、ACアダプターの形状が変更になり、また壁面用アンカーがなくなるなどの違いはあるが、特に問題はないはずだ。付属ケーブルは、microB側がぴったり合うよう設計されているせいで、市販のUSBケーブルとの交換は事実上困難だが、約2mと十分な長さがあり、高所などへの設置にも支障はないので、少なくとも長さで困ることはないだろう。

amazon Ring Indoor Cam(第2世代) 屋内 セキュリティ カメラ
付属品一覧。従来とは若干変わっている
amazon Ring Indoor Cam(第2世代) 屋内 セキュリティ カメラ
背面ポートはmicroBとなっている
amazon Ring Indoor Cam(第2世代) 屋内 セキュリティ カメラ
USBケーブルは、このポートの口にぴったり合うよう設計されている
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接続した状態。他のケーブルへの交換は事実上困難だ

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