レノボ・ジャパンが大和研究所で“濃い目”の「親子ワークショップ」を開催! プログラミングやノートPC分解でエキサイトする現場を見てきた(1/4 ページ)
レノボ・ジャパンと毎日新聞社が、共催でプログラミングともの作りに関するワークショップを開催し、12組の親子が参加した。子どもはもちろん、親も楽しそうに取り組んでいたので、その模様をお伝えしよう。
レノボ・ジャパンと毎日新聞社は8月4日、レノボ・ジャパンの大和研究所(横浜市西区)において親子参加型のイベント「夏休み#みんなでワークショップ」を開催した。当日は12組28人(※1)の親子が参加し、PCを使ったプログラミング、もの作り体験(ノートPCの分解/組み立て)と、同研究所の秘密に迫るツアーを通してIT(ICT)への理解を育んだ。この記事では、当日の模様をお伝えする。
(※1)きょうだいで参加した親子(4組)を含む
レノボグループと毎日小学生新聞の紹介
会の冒頭、富澤和義氏からイベントとレノボグループのあらましが紹介された。
富澤氏は普段、NECパーソナルコンピュータ(NECPC)においてNECブランドのPC/タブレットの商品企画などを担当しているが、兄弟会社であるレノボ・ジャパンのオンライン学習エバンジェリストも兼務している。今回のイベントでは、レノボ・ジャパンのオンライン学習エバンジェリストとして登壇した。
先述の通り、今回のイベントはレノボ・ジャパンと毎日新聞社の共催となっており、毎日新聞社が発刊している「毎日小学生新聞」の読者親子を対象としている。同新聞にはレノボ・ジャパンの協力による「#みんなでプログラミング」というコーナーがあり、その延長線上にあるイベントともいえる。
このイベントの企画と準備は、レノボ・ジャパンを含むレノボグループの従業員の有志が行ったという。日本におけるレノボグループには、NECブランドのPC/タブレットを販売するNECPC、Lenovo(レノボ)ブランドのPC/タブレットを販売するレノボ・ジャパンの他に、Motorola(モトローラ)ブランドのスマートフォンを販売するモトローラ・モビリティ・ジャパン、そしてサーバや大規模ストレージを販売するレノボ・エンタープライズ・ソリューションズの4社がある。
富澤氏は、それぞれの会社が日本のITを支えていることを親子に説明していた。
いろいろなモノに入っている「プログラム」はどう作る?
続けて、レノボ・ジャパンの村上武士氏が司会となり、プログラミングワークショップが行われた。
文部科学省が定める最新の「学習指導要領」では、小学校から高等学校までの学習過程に「プログラミング教育」を組み込んでいる。小学校課程では、算数/理科/総合的な学習(総合学習)の3科目を中心にプログラム教育が進められているが、いわゆる「プログラミング思考」を身につけることを主眼に置いている。
今回のワークショップではまず、PCやスマホ/タブレットだけでなく、身近な機械を動かすために「プログラム」が使われていること、それが動きの順序を指示するもの(指示書)であること、そして、その指示書を作ることを「プログラミング」ということを再確認した。
その上で、レノボ・ジャパンと東京書籍が共同開発した小学生向けプログラミング教材「みんなでプログラミング」を使って、画面内のキャラクター「クラウド」を指定の場所に動かすプログラミングを体験した。
今回のイベントに参加した子どもは小学2〜6年生(※2)と、年齢の幅が比較的広かった。そのことはもちろんだが、小学校の授業(※3)、あるいは個人としてみんなでプログラミングを使ったことがあるという子どももいたこともあり、プログラミングのスピードに大きな差が生じた。時間に余裕のある子どもは、中学生用カリキュラムにもチャレンジしていたようである。
スピードに差こそあったものの、12組の親子は全員、与えられたミッションを見事クリアした。
(※2)小学1年生の親子からの応募もあったが、抽選で外れてしまったという
(※3)みんなでプログラミングには「個人向け」と「法人向け」があり、法人向けは教育機関(≒学校)での利用が想定されている
今回のイベントでは、一言で感想を書くという取り組みも盛り込まれた。プログラミング体験では「かんたんだと思ったけど難しい」「はじめて知ったものがあっておもしろかった」といった感想が寄せられていた。
休憩を挟んで、12組の親子は「もの作り体験」に挑むことになる。
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