IntelがWindowsのブルースクリーンを引き起こすCPUを発表/Microsoftが「ワードパッド」アプリを非推奨に:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、9月3日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
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IntelがWindowsのブルースクリーンを引き起こすCPUを発表
米Intelは9月6日(現地時間)、Windows 10/11に8月度の非セキュリティプレビュー更新プログラムをインストールした後、デバイスを再起動すると「UNSUPPORTED_PROCESSOR」のメッセージとともにブルースクリーンになる問題に関して、影響を受けるプロセッサの一覧を公開した。
ブルースクリーンが発生しても、何度か再起動を繰り返すとWindowsが直近のパッチを削除するため、起動はできるようになる。また、米Microsoftは既に影響を受けるデバイスに対してプレビュー更新プログラムの提供を一時停止している。
Intelによると、影響を受けるのは第13世代Core(CPUID:0XB0671、0xB06A2、0xB06A3)だという。対策されたマイクロコードをマザーボードメーカーに提供しており、MSIは対応したUEFI(BIOS)をリリース済みだ。他社も後に続くものと考えられる。
「Windows 11 21H2」が10月10日でサービス終了 Microsoftが更新を呼び掛け
米Microsoftは8月31日(現地時間)、Windows 11 21H2に対するサポートなどのサービスを10月10日に終了すると改めて告知した。
同日にサービス終了となるのは、Windows 11 21H2 Home/Proで、Enterprise/Education/IoT Enterprise/Enterpriseマルチセッションエディションは、2024年10月8日までサポートされる。
Home/Proに関しては、2023年10月のセキュリティ更新プログラムが最後となり、以降は月次セキュリティおよびプレビュー更新を受信しなくなる。
なお、ユーザーの保護と生産性を維持するために、サービス終了間近、またはサービス終了から数カ月以内はWindows 11コンシューマー デバイスおよび管理対象外のビジネスデバイスを「Windows 11 22H2」に自動更新するとしている。
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