135mm&120mmファンで冷やす実売2.3万円のCPUクーラーがデビュー:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
クーラーマスターやCPEから、ハイエンド級CPUクーラーが続々と登場している。一方、DeepCoolはドスパラコラボの新色モデルを売り場に並べた。
今週(10月30日週)は、大型の空冷CPUクーラーが複数登場している。
8本のヒートシンクを搭載する「MasterAir MA824 Stealth」が登場
クーラーマスターからは、135mm径と120mm径のファンを備えたツインタワー型の「MasterAir MA824 Stealth」と、ARGB LED搭載の120mmファンを2基備えた「Hyper 622 Halo White」「同Black」が売り出された。価格は2万3000円強と、1万3000円弱、1万2000円前後となる(税込み、以下同様)。
MasterAir MA824 Stealthは8本の銅製ヒートシンクを走らせ、ファンは2基とも静音性の高い「Mobiusファン」を採用している。Hyper 622 Haloのヒートシンクは6本だ。3モデルともにIntel LGA1700/1200/115xとAMD Socket AM5/4をサポートする。
入荷したパソコンSHOPアークは「MasterAir MA824 Stealthは(2023年9月に登場した)DeepCoolの『ASASHIN IV』対抗といったインパクトある製品ですね。空冷で、とにかく静かに冷やしたいという人に注目されると思います。性能を求めつつ光らせたい人はHyper 622 Haloが良さげですね」と評価していた。
Hyper 622 Haloは、やはりDeepCoolの「『AK620』と競合しそう」とのコメントもよく聞いたが、他にもライバル候補が登場している。CPS(Shenzhen Fluence Technology)の「RZ620 Black」で、価格は1万円弱だ。6本のヒートパイプと120mmファンを2基備える構成で、ファンの回転数を最大2200rpm(±10%)まで引き上げることができる。対応ソケットはIntel LGA1700/1200/115xとAMD Socket AM5/4だ。
TSUKUMO eX.は「空冷でよく冷えるモデルを探している人には、結構魅力的な選択肢になりそうです」と期待を寄せていた。
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