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Steam環境でも使えるPS5向け「Access コントローラー」 誰もがゲームを楽しめる世界を目指す入力デバイス(2/3 ページ)

「Access コントローラー」は、ゲームアワードなどでも高く評価されるべきゲーム周辺機器だと感じた。今回はAccess コントローラーのどのような点に驚かされたのかをお伝えしたい。

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ボタンとアナログスティックにも絶妙な配慮がなされている

 Access コントローラーを使ってみて感じたのは、ボタンとアナログスティックに設定された絶妙な押圧力だ。

 円形に配置されたボタン側全体に手をかぶせるように置いても、手首を預けていればボタンを不用意に押してしまうことはない。また、比較的軽い力でボタンを押すことができ、力を抜けばボタンはオフ状態に戻る。そして、指の力の弱い人に配慮して、カーブボタンキャップ、オーバーハングボタンキャップ、ワイドフラットボタンキャップが用意されており、例えばカーブボタンキャップであれば、外側に指をずらせば弱い力でもボタンを押せる。

 アナログスティックについても、標準スティックキャップ、ドームスティックキャップ、ボールスティックキャップと形状と長さの異なる3種類のスティックが用意されている。ボールスティックキャップであれば、わずかに手首を回転させるような動作で操作できる。ボタン、スティックの押圧力を最終的に決定するまでに、数多くの試作を重ねたはずだ。

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ボタンキャップは磁力で固定され、側面の突起を押せば軽い力で取り外せる
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アナログスティックのアームは片手で調整しても、底面全体の滑り止め(ゴムパッド)のおかげでずれにくい
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ボタンが大きく、そして円形にデザインされているのは、手のひらなどでも押しやすくするためだと思われる

 3つのプロファイルが用意され、素早く切り替えられるのも便利だろう。ゲームごとにプロファイルを用意するだけでなく、マップ移動ではプロファイル1、戦闘シーンではプロファイル2、システム操作ではプロファイル3などのように、シーンに応じて最適なプロファイルを利用できる。プレイヤーが操作可能なボタンが少ない場合でも、このプロファイル機能を活用すれば、快適にプレイできるゲームは増えるはずだ。

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Access コントローラーをPS5に接続すると、セットアップユーティリティーが自動的に立ち上がる
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レバーとボタンの位置関係は自由に設定可能だ
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初回起動時はLスティック、×ボタン、○ボタン、オプションボタンだけが割り当てられているが、全てのボタンを自由にカスタマイズできる
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設定(プロファイル)は最大3つまで登録可能で、プロファイルボタンで素早く切り替えられる。ゲームによって使いやすいボタン配置を設定できるわけだ

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