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国内メーカー3社が最新規格「Wi-Fi 7」対応無線LANルーターの投入を予告
本日発表された電波法改正を受け、国内3社がWi-Fi 7対応無線LANルーターの開発を発表した。
国内メーカー3社がWi-Fi 7(IEEE 802.11be)対応無線LANルーターの開発について発表を行った。
本日施行された電波法施行規則により国内での利用が可能となった6GHz帯/320MHz幅チャンネルによる高速通信を行えるのが特徴で、アイ・オー・データ機器、エレコム、バッファローがそれぞれ製品の開発を表明している。
製品の発売時期については、アイ・オー・データ機器が「来春発売を目指す」、エレコムが「来春発売予定」、バッファローが「近日登場」をうたっている。
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