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Appleが空間コンピューティングデバイス「Vision Pro」を米国で発売 約50万円から
AppleがWWDC23にて発表したMRヘッドセットが「Vision Pro」が、米国で2月2日に発売される。予約開始は1月19日からで、米国が居ての展開は現時点で不明だ。
1月8日(現地時間)、米Appleが空間コンピューティングデバイス「Vision Pro」を2月2日に発売すると発表した。予約は1月19日から受付を開始し、価格は3499ドル(256GBモデル/約50万円)だ。また、ZEISS製のオプションレンズも99ドルから用意される。
Vision Proは新OS「visionOS」を採用したデバイスで、同社では「空間コンピュータ(Spatial Computer)」と呼んでいる。アプリの操作は声/手のジェスチャー/視線移動/デジタルクラウンで行えるが、必要に応じてキーボード/マウス/ゲームコントローラーなどをつなぐことも可能だ。
現時点では、米国のApple Store全店舗とオンラインストアでのみの取り扱いとなり、日本を含め米国外での取り扱いは未定だ。
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