ソニーがXR HMD込みの没入型空間コンテンツ制作システムを開発/OpenAIが組織や企業向けの新有料プラン「ChatGPT Team」を提供開始:週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、1月7日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Amazonが「Matter Casting」を自社製品に導入
米Amazonは1月9日(現地時間)、ラスベガスで開催されたCES 2024において、スマートフォンのストリーミングアプリからFire TVやEcho Show 15に直接キャストできる新機能「Matter Casting」を発表した。
Matter Castingは世界中で提供されており、既にPrime VideoのコンテンツをiOSおよびAndroidからEcho Show 15にキャストできる。今後数カ月以内に、Fire TVを搭載したパナソニックのスマートTVなど、互換性のあるFire TVデバイスでも利用可能になる予定だ。Plex、Pluto TV、Sling TV、STARZ、ZDFと協力し、2024年後半にMatter Castingのサポートを追加するという。
ASUSがGPUの補助電源をマザボと一体化して隠す「Advanced BTF」を正式公開
台湾ASUSTeK Computerは1月9日(米国時間)、デスクトップPC内の主要なケーブルをマザーボードの裏側に隠せる「Advanced BTF」を発表した。2023年のCOMPUTEX TAIPEI 2023で発表されたコンセプトモデル「Hidden-Connector Concept」の正式版となる。
側面のパネルから内部が見えるゲーミングPCでは、内部の配線に苦慮することがある。このためASUSは2023年3月に、マザーボード上に接続する電源コネクターやケースファン、各種I/Oのピンヘッダをマザーボードの裏側に配置したBTF(Back-To-the-Future)を発表した。既に製品化されており、主要なケーブルをマザーボード裏に隠せるようになっている。
しかし、BTFではミドルクラス以上のグラフィックスカードに必要な補助電源ケーブルを隠せなかった。新たに発表されたAdvanced BTFでは、マザーボード上に専用の高電力コネクターを配置している。対応するグラフィックスカードを利用すれば、補助電源ケーブルを必要とせず、PC内部をすっきりとさせられる。
BTF対応マザーボードを使用する場合、グラフィックスカード自体は従来のものでも利用できるが、BTFグラフィックスカードを使用するにはBTFマザーボードが必須となるので注意が必要だ。
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