“みんゴル”開発元がQuest向け新作VRゴルフゲームを5月発売 原宿で一足先に体験してきた(2/3 ページ)
初日に行われた報道陣向けの発表会では、クラップハンズの八木宏之氏(プロモーションディレクターや、Metaのピエール・キャン氏(Reality Labs 日本マーケティング統括)が登壇し、アルティメット スイング ゴルフの魅力やMeta Questとスポーツタイトルの相性の良さを紹介した。
Questで人気の高いスポーツコンテンツ
Metaのピエール・キャン氏は、Meta Questで楽しめる500以上のコンテンツでも、スポーツ型コンテンツの人気が高いことに言及しながら、以下の3つの魅力について説明した。
いつでもどこでも自宅にいながら世界中の人とプレイ
マルチプレイモードでのオンライン対戦が可能。自宅から世界中の同じコンテンツを楽しむ人と対戦できる。
ケーブルがないので思う存分動ける
ゲームとはいえ、体を動かせるのがスポーツ型コンテンツの妙味だ。PCやゲーム機と接続する必要がないので、思う存分体を動かしてもケーブルが絡まらない。
運動の記録を管理“Move”
スマホの「Meta Quest」アプリ内にある「Move」と連携させることで、心拍数やカロリーなどをモニタリングでき、運動を取ることができる。
「メタクエストのスポーツコンテンツには、ゴルフをはじめ、卓球、テニス、ボクシング、ボーリングなどさまざまな種類のものがある。リアルでトレーニングを積んだ人には本格的なタイトルを、全くの初心者も気軽にプレイできるものがそろっているので、ぜひ楽しんでほしい」(キャン氏)
ゴルフ経験者も夢中になるリアルさ
発表会では、YouTubeチャンネル「みちょぱ吉村のマブマブTV」でゴルフプレイを披露している平成ノブシコブシの吉村崇さん、ファッションモデル 池田美優(みちょぱ)さんが登場し、実際にMeta Quest 3を装着してアルティメット スイング ゴルフをプレイした。
ゴルフ歴8年の吉村さんとゴルフ歴2年のみちょぱさんは、どちらもVR空間に広がるゴルフ場の景色に感動し、イベント中であることを忘れたかのようにゲームに夢中になっていた。
体験後、吉村さんは「予想以上に自分の動きに対して画像内のアバターがラグなしに追随するので楽しかった。Meta Questは持ち歩けるサイズなので、泊まりのロケに持って行って、みんなでプレイするのもいいかもしれない。初心者にも優しいと感じた」と感想を語った。
みちょぱさんも「今までのゴルフゲームの中で最もリアルで、最も難しかった(通常のゲームは得意なため)。自宅で練習するのにも役立ちそうだし、なかなか都合がつかなくて一緒にラウンドするのが難しい人ともオンラインで対戦したい」と話し、短い時間で決着がつかなかったこともあり、吉村さんとお互いに闘志を燃やしながら語り合った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
SteamやSteamVRゲームをMeta Quest シリーズで楽しめる「Steamリンクアプリ」無料公開
Meta Questの公式ストアで「Steamリンク」が公開された。対応VRデバイスはMeta Quest Pro/Meta Quest 3/Meta Quest 2で、無料で利用できる。
「Meta Quest 3」を仕事に生かす 最大5画面のデスクトップを表示するMR対応「Immersed」は神アプリか
「Meta Quest 3」はどこまで仕事に使えるかを中心に試用してみました。
手が届くMRヘッドセット「Meta Quest 3」実機レビュー 買わないと決めていた記者の心が揺れ動いている
ついに発売したスタンドアロン型VR/MRヘッドセット「Oculus Quest 3」の先行レビューをお届け。「しばらくQuest 2のままでいいや」──それは甘い考えでした。
Meta Quest Proをハイブリッドワークで使って見る(前編)
Meta(旧Facebook)のVRヘッドセット最新モデル「Meta Quest Pro」。「Meta Quest 2」の上位モデルとなるが、まずは実機を細かくチェックした。
Meta、Quest 2にVRでApple「Magic Keyboard」を使う機能やハンドジェスチャーを追加
米Metaは1月19日(現地時間)、VRヘッドセット「Quest 2」のソフトウェアアップデートv37の提供を始めた。段階的に提供を始めているため、入手に時間がかかることもある。


