SwitchBotのミニプラグに不具合 「断続的にオン/オフを繰り返す、異音」などで該当製品の交換を呼びかけ
該当製品のユーザーに対し、製造番号の確認と交換を呼びかけている。
スマートホーム製品を手掛けるSwitchBotは4月16日、同社の「SwitchBot プラグミニ」の一部製造ロットにおいて、想定よりも製品寿命が短く、故障しやすいことを確認したと発表した。該当製品のユーザーに対し、製造番号の確認と交換を呼びかけている。
主に発生する故障内容は「電源が入らない/断続的にオンオフを繰り返す/表示ランプが点灯しない/異音がする」で、電気のショートや出火といった重大事故を引き起こすものではないとしている。
該当する製造番号は2219、2220、2221、2224、2225、2226、2227、2231、2233、2235、2236、2237、2239、2240、2241、2245、2252、2309、2310、2313。
SwitchBotは「主に2023年1月から2023年6月の期間中に販売されたもの」としているが、筆者が2022年8月に購入した同製品の製造番号は「2224」だった。
SNS上では、同様の症状が発生しているようすを投稿しているユーザーもいる。また、該当しない製造番号でも不具合が多発しているといった指摘もあった。
該当する製品を持っているユーザーは、公式サイトの手順に従って新品交換の手続きを行う必要がある。
同社は今回の不具合について「重大事故を引き起こすものではない」としているが、断続的に電源のオンオフが繰り返されると、接続している機器側に不具合が発生する場合も考えられるため注意したほうがいいだろう。
SwitchBot プラグミニは、コンセントを使う家電製品のオン/オフをスマートフォンアプリなどから遠隔操作できるようになるスマートホームデバイス。
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