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サンワのペン型マウス「400-MAWBT202」を試す 充実の多機能、狭い場所で作業できる喜び(1/4 ページ)

作業スペースを思うように取れない場合、困るのはマウス操作だ。狭いと動かすのに難儀してイライラしてしまう。しかしペンタイプのマウスなら狭い場所でも意外なほどスイスイ操作できる。しかもスリムなので持ち運びにも便利だ。そんなペン型マウス「400-MAWBT202」を試した。

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 コロナ禍を経て、さまざまな働き方が定着してきた。出社してオフィスで仕事をするのがスタンダードだった以前と異なり、今では自宅、もしくはサードプレースと呼ばれる場所で仕事に励む人も増えている。訪問先から帰社せずにカフェなどで作業してから直帰するということも許されるようになってきた。

 とはいえ、出先での作業環境はオフィスと比べて決して良いものではない場合が多い。電源席を用意してPC作業を容認しているカフェなどでは、広々としたテーブル……ではなく、ほとんどの場合はカウンター席となっている。また、そもそもどのテーブルも狭い、というチェーン店もある。

 そのような狭いスペースでも快適なマウス操作を実現するのが、サンワサプライが発売したペン型マウス「400-MAWBT202」だ。実際の使い勝手を検証してみた。

サンワサプライペン型マウス「400-MAWBT202」
サンワサプライペン型マウス「400-MAWBT202」。写真のレッド以外にも、ブラックとブルーがある

いつものペンより少し太め

 400-MAWBT202は、ブルーLED方式の光学センサーを採用したマウスで、使う際にはペンを持つように握り、ペン先をデスクなどの平滑面、または太ももの上や手のひらの上などに当ててカーソル操作を行える。

 接続方式はBluetooth 5.0または2.4GHzワイヤレスで、USB Standard-AのレシーバーにはUSB Type-Cの変換アダプターも付属する。

 まずは、パッケージ内容を確認してみよう。本体の他、レシーバーとUSB Type-C変換アダプター、充電用ケーブル、収納ポーチ、取扱説明書が付属する。

パッケージ内容
400-MAWBT202のパッケージ内容

 レシーバーは本体のペン尻に当たる部分に格納可能だ。USB Type-C変換アダプターまで格納できないのが少し残念だが、充電ケーブルも含め、収納ポーチには本体と付属物全てが入る余裕があるので問題ないだろう。

レシーバースロット
ペン尻に当たる部分にあるレシーバースロット。レシーバーのみ格納できる
収納ポーチ
収納ポーチには本体に加え、充電ケーブルや変換アダプターも収納できる

 通常のクリックはペン先を押し付けることで行い、右クリックはペン先に近いボタンで、ダブルクリックは親指の当たる部分で行える。なお、左利きでも中指の第一関節で自然にダブルクリックできるので、右利き用ではあるが左利きの人でも問題なく使えるだろう。

ペン先部分
ブルーLED方式の光学センサーのあるペン先部分。押し付ければクリック操作ができる
各種ボタン
ペン先に近い部分から「右ボタン」「ホイール(スクロール)ボタン」「カウント切り替えボタン」がある
右手と左手の操作の違い
右手ではダブルクリックボタンを親指で操作するが(写真左)、左手では中指第一関節がちょうどいい(写真右)
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