レビュー
税込み5万8800円で買える「10.9インチiPad(第10世代)」の実力を最新iPad Proユーザーが改めてチェックした:「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記(1/4 ページ)
企業や組織のIT部門を支援してきた石黒直樹氏が、実際に使っていて仕事に役立つと思ったものや、これから登場する新製品、新サービスをいち早く試してレビューする連載。
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ガジェット大好きな私は、当然のように「iPad Pro」も使っています。ただし、ここ数年はあまり大きな変化がなく、毎年買い換えるようなものではないと感じています。最近は「都合によりもう1台必要になった」ということで、6年ぶりに最新の「11インチiPad Pro」(税込16万8800円から)を購入しました。久々の購入でしたが、円安の影響もあり、ものすごく高価なタブレットになっていると感じます。
そうした円安の中ではありますが、先日の新iPad発表のタイミングで、現行モデルでもある「10.9インチiPad(第10世代)」(2022年発売)が6万8800円から5万8800円に値下げされました。
はっきり言って、M4チップを搭載したiPad Proは多くのユーザーにとってオーバースペックです。一般的なビジネス利用であれば標準のiPadでも問題ないはずということで、どこまでiPadのベーシックモデルが“戦える”のかを検証しました。
結論から言うと「一般的なビジネス利用には全く問題なし」です。それくらいiPadは低価格なベーシックモデルでも品質が高いと感じます。しかし、どこまで快適さを追求するかを考えた時、やはり上位モデルとはハードウェアの違いが見えてきます。
細かな使い勝手の向上を求めたとき、そのために必要な(上位モデル購入の)金額感がかなりアンバランスだとは思うので非常に悩ましい問題だと感じますが……。
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