ジェスチャーで手裏剣を打て! GraffityがApple Vision Pro向け空間シューティングゲーム「Shuriken Survivor」をリリース 買い切りで500円
Graffityが、Apple Vision Pro向け空間シューティングゲーム「Shuriken Survivor」をリリース。忍者のように自分で手裏剣を投げ、城を守る直感的なゲーム体験を提供する。価格は500円だ。【更新】
Graffityは6月28日、Apple Vision Pro向けスペーシャル(空間)シューティングゲーム「Shuriken Survivor」をリリースした。中国を除くApple Vision Pro販売国のApp Storeでダウンロード可能な有償アプリで、日本における販売価格は500円となる。
【更新:9時15分】実際に体験している様子の画像を追加しました
本作は実際に敵へ照準を合わせ、手裏剣を投げようなジェスチャー動作で邪悪な忍者軍団から城を守るのが目的のゲームとなる。敵を倒すとレベルアップして手裏剣や城を強化できる。一定時間経過後にボスが出現し、アップグレードした手裏剣でボスを撃破していく。
同社はスマートフォン向けの空間ゲームの開発も手掛けているが、デバイスを頭に取り付けるという特性を考慮して「短時間で何回も楽しめることに注力して作った」という。また、敵が実際の障害物を“避けて”移動するなど、Apple Vision Proの特性を生かした作り込みもなされている。
同社はApple Vision Proが可能とする視線や手首のジェスチャーを活用した入力システムに注目。コントローラー操作では得られない直感的なゲーム体験の提供を目指して開発したという。開発にはあえて「Unity」を利用し、ジェスチャー操作回りは自社でライブラリーを作って実装したという。その結果、ARの強みである空間認識と身体性を両立したゲーム体験を実現できたとのことだ。
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