ファブリック素材を採用したMini-ITXタワー「Mood」と産業向けNUCが登場:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
インテリアでよく使われるファブリック素材で3面を覆ったMini-ITXケースが、Fractal Designから登場して話題を集めている。また、長尾製作所はモニター脇にスピーカーを配置できるキットを売り出した。
今週(6月23日週)末のPCケース売り場で目立っていたのは、Fractal DesignのMini-ITXモデル「Mood」だ。フロントと左右側面に、インテリアでよく使われるファブリック素材を採用しており、カラーはライトグレーとブラックの2色をそろえる。価格は3万6000円弱(税込み、以下同様)だ。
約325mmのグラフィックスカードも組み込めるMini-ITXタワーケース
ボディーサイズは約212(幅)×212(奥行き)×454(高さ)mmで、煙突効果により効率的に排熱できる構造となっている。最長325mmまでのグラフィックスカードを組み込める他、280mmまでのラジエーターや全高114mmまでのCPUクーラーも内蔵可能だ。電源ユニットはSFX/SFX-Lに対応する。
入荷したTSUKUMO eX.は「スピーカーみたいなたたずまいで、部屋に溶け込むデザインですね。いろんな素材で自作マシンの印象を変える同社らしい製品だと思います」と評価していた。
一方で、スピーカーの置き場所を増やすアイテムも登場している。長尾製作所の「モニターアーム対応 スピーカースタンド VESA式」で、価格は7700円弱だ。
モニター背面にあるVESA規格対応のネジ穴を使って固定し、モニターの左右にスピーカー設置用の台を追加できる。約25mmの高さ調整や、角度調整も行える。オリオスペックは「フィギュアなど、スピーカー以外のモノを置くのにも使えそうです。机の回りに何かプラスしたい人にもお勧めですね」と話していた。
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