実は安い? 正当進化なカラー電子ペーパー端末「BOOX Go Color 7」は、快適な読書体験ができるオススメな1台:「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記(3/3 ページ)
企業や組織のIT部門を支援してきた石黒直樹氏が、実際に使っていて仕事に役立つと思ったものや、これから登場する新製品、新サービスをいち早く試してレビューする連載。
カラー電子ペーパーのラインアップの中では、安い部類
円安の影響は大きく、BOOXに限らず全般的にガジェットの価格は上がっています。その中でもBOOX Go Color 7は税込みで4万9800円と、カラー電子ペーパーとしては安めの部類です。
本体サイズが小さくなると基本的に価格は下がるので、カラー電子ペーパーを体験してみたい方には手に取りやすい価格帯ではないでしょうか。
大きなグレードアップとなる方には特にオススメ
BOOX Go 10.3のレビューでも述べましたが、書籍を「多読」するには、いかに手軽に本に触れる環境を作れるかがポイントだと思います。そのために「心地よさ」は非常に大切です。取りあえず手に取れば、読むものです。
BOOX Go Color 7の手軽さは、文庫本やA5あたりのサイズまでであれば非常にマッチします。さっと手に取り、パッと読む。大量にデータも入れておけるので、快適そのものです。
特にカラー電子ペーパーに興味のある方、そろそろ電子ペーパー端末を新調したい方、そうした方にとって、非常にオススメな1台です。BOOX Page以前の端末の場合、CPU性能も不足気味なので、BOOX Go Color 7に変えることで快適さが得られるでしょう。
もちろん、電子ペーパー未経験の方にもオススメです。質の高い電子ペーパーですので、現在の技術水準の体験が得られるでしょう。
私はGo 10.3に手を出した(予約した)ということもあり、基本的にはカラー化のみであるBOOX Go Color 7への買い換えは踏みとどまっています。また、個人的には7型サイズで読みたいカラー書籍があまりないということもポイントです。読みたいカラー書籍は、雑誌などの大型サイズなものが多いですね。
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