スマートリング「Amazfit Helio Ring」が今秋登場 “求めやすい価格”で健康維持を促進!:今どき! 買いどき! デジモノ道案内!(4/4 ページ)
Amazfitブランドのスマートウォッチを展開する中国Zepp Healthが、新機軸となるスマートリング「Amazfit Helio Ring」を発表した。国内での発売予定は2024年秋で、健康維持にフォーカスしたアイテムだ。
従来モデルを値下げ 日本のマーケットで展開していくための取り組み
「中国に本社があり、アジアパシフィックとして一括りにされている日本だが、そのマーケットは独特だ」という薗部氏。それに対応すべく、2024年下期では日本法人の立ち上げ、インフルエンサーなどを起用したブランド・マーケティングの開始などを行っていくという。
国内独自の課題としては「高齢化と健康寿命の乖離(かいり)」を挙げた。平均寿命と健康寿命の間に10年ほどの差があるという。「1日の歩行時間や1週間の運動時間と健康との間には密接なつながりがある。また、健康のために気をつけられることとして、食事だけでなく睡眠や運動習慣を挙げている人も多い。AmazfitのスマートウォッチやHelio Ringはそのサポートができる」と語った。
スマートウォッチが健康をサポートするとはいえ、利用ユーザーは10%程度にとどまっている。「市場を拡大するには、手に取りやすい価格にすることが重要」と薗部氏。そこで、主力5製品の価格を下げる戦術を取ることにした。
8月1日から値下げするモデルと新価格は下記の通りだ。
| モデル名 | 旧価格 | 新価格 |
|---|---|---|
| Balance | 3万9900円 | 3万4900円 |
| Cheetah Pro | 4万4900円 | 2万9900円 |
| Cheetah | 3万9900円 | 2万4900円 |
| T-Rex Ultra | 5万9900円 | 4万9900円 |
| Active Edge | 1万9900円 | 1万7900円 |
もっと安価なスマートウォッチやスマートバンドが他社から販売されていること、スマートリングが展開されていることについて薗部氏は「まずは使ってもらうことが重要だと考えている。スマートウォッチやスマートリングのある生活を経験してもらい、もっとこういった機能が欲しいなど、再検討する際に選択肢に入れてもらえたらうれしい」と語っていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Amazfit製スマートウォッチで「GPT-4o」を統合した音声操作サービスが利用可能に
中国Zepp Healthは、Amazfitブランド製スマートウォッチのOSアップデートを発表した。
直径46mmの大画面有機EL搭載「Amazfit GTR 4」は普段使いのスマートウォッチにピッタリ?
中国Zepp Healthから、1.43型の大画面を備えたスマートウォッチ「Amazfit GTR 4」が登場した。従来モデルから大型化し、洗練されたボディーを備えた実機をチェックした。
1万円ちょいで買えるスマートウォッチ「Amazfit Bip 5 Unity」を試して分かったこと
さまざまなスマートウォッチをそろえる「Amazfit」から、エントリーモデルの「Amazfit Bip 5 Unity」が発売された。値段の割に使えるモデルなのか、実機を試してみた。
アウトドア用のスマートウォッチ「Amazfit T-Rex 2」をインドアで試して分かったこと
アウトドアに特化したスマートウォッチ「Amazfit T-Rex 2」を、普段使いで試して分かったことをレポートする。
運動不足を可視化! このままではマズイと思わせてくれるスマートウォッチ「Amazfit GTR 3 Pro」で迎える旧正月
スマートウォッチの選択肢も着実に増えている。スマートバンドからイヤフォンまで、豊富なバリエーションを有するAmazfitだが、ここでは最上位モデルに当たる「Amazfit GTR 3 Pro」を試した。




