初代LibrettoやDynaBook J-3100に会える! 「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」で35周年を迎えたdynabookを振り返ってきた:8月10日もやってます(2/4 ページ)
8月9日と10日の2日間、Dynabookが秋葉原でリアルイベント「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」を開催している。dynabook(DynaBook)誕生から35周年を記念したイベントで、同社の最新PCを通してAI(人工知能)を体験できる。この記事では、1日目(8月9日)の様子をお伝えする。
液晶一体型デスクトップPCもあった
「ノートPC一筋」のように見えるdynabookシリーズだが、1999年にはその技術を活用した液晶一体型デスクトップPC「DynaTopシリーズ」を展開した。
DynaTopは宙に浮いたようなディスプレイや側面に配置した赤いラインなど、インテリアを意識したデザインが特徴的で、キーボードはディスプレイスタンドに重ねて収納することができる。現在でいうところの「オールインワンPC」だ。
1999年に発売されたDynaTopシリーズ。当時のWindowsデスクトップPCは、箱のような本体の上に、別体のディスプレイを載っけるというスタイルのものが多かった。そんな中で、ユニークな存在だったに違いない
マルチメディア強化型ノートPCも
マルチメディア対応を意識したモデルとして2003年に登場したのが「DynaBook G7シリーズ」だ。左側面にDVDマルチドライブを1基搭載し、右側面の「マルチスタイルベイ」には追加のDVDマルチドライブの他、TVチューナー、ブリッジメディアアダプター(SmartMedia/CFカード/メモリースティックリーダー)、HDDといったオプション周辺機器を搭載できた(TVチューナーが付属するモデルもあった)。
スピーカーなどサウンド回りはHarman/Kardonの監修を受けており、当時としては非常に高音質だった。
その他、TVを楽しむことに特化したAVノートPC「DynaBook Qosmio G10シリーズ」(2004年発売)や「DynaBook Qosmio G20シリーズ」(2005年発売)、Intelが提唱する「Ultrabook」に準拠した世界最薄のモバイルノートPC「dynabook R631」(2011年発売)なども展示されていた。
なお、歴史展示コーナーからちょっとだけ離れた場所には、DynaBook J-3100 SS001と、最新のdynabook R9/Wの分解モデルが展示されている。ノートPCの“進化”ぶりがよく分かる展示なので、ぜひ見ておきたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Core Ultraをプロセッサ搭載プレミアム14型モバイルノート「dynabook R9/X」登場 4月下旬に発売
Dynabookが、最新のCore Ultraプロセッサを搭載した14型モバイルノートPC「dynabook R9/X」を発表した。発売は4月下旬を予定している。
Dynabook、13世代Coreプロセッサを搭載した13.3型コンバーティブルノート
Dynabookは、コンバーティブル機構を搭載した13.3型ノートPC「dynabook V83/LX」を発表した。
バッテリー交換可能なモバイルノートPC「dynabook XZ CHANGER」を直販限定販売 19万6900円から
Dynabookが、ユーザーによるバッテリー交換に対応するモバイルノートPCを直販限定で個人向けに販売する。先に発表された大容量バッテリー構成をベースに開発されており、Thunderbolt 4端子を3つ備えていることが大きな特徴だ。
5色のライトで鮮やかに光る「dynabook RZ Special Edition」が50台限定で発売 28万5780円
Dynabookが、14型モバイルノートPC「dynabook RZ」のスペシャルモデルを50台限定で販売する。通常モデルよりもハイスペックな構成に5色に光るキーボードバックライトを備えていることが特徴だ。
Dynabook、第13世代Core i5を搭載した個人向け軽量13.3型/14型モバイルノートを発売
Dynabookは、個人向けとなるモバイルノートPC「dynabook GS5/W」「dynabook R7/W」を発表。11月10日から順次販売を開始する予定だ。いずれのモデルも軽量設計と丈夫さを両立していることが特色となる。






