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5480円で買える最新スマートバンド「Xiaomi Smart Band 9」を試す 価格と豊富なアクセサリーが魅力スマートウォッチ ナビ(3/3 ページ)

Xiaomiの「Smart Band」シリーズは実売6000円を切る価格と、交換バンドなどの豊富なアクセサリーで、他社と大きな差別化が図られている。今回は最新の「Xiaomi Smart Band 9」レビューをお届けする。

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初期設定が不親切

 実際に使用した感想だが、ストラップの付け心地もよく、非常に軽いので、常時身に着けていても邪魔にならない。時計やスマートウォッチの類は、キーボード操作をするときには邪魔なので外してしまうという人もいるが、これなら問題はないはずだ。

 ディスプレイの輝度が上がったことで屋外での視認性も良好だ。写真だと暗く写ってしまっているが、直射日光下でも問題なく視認できる。

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 ただし、いくつか不満もある。先にも少し書いたが、デフォルトのままでは常時表示や持ち上げてスリープ解除はオフになっている。睡眠ログの高度なモニタリング、呼吸数もオフだ。ついでに言うと、血中酸素レベルとストレスの終日トラッキング、立ち上がることのリマインド、ワークアウトの自動検出など、多くの機能がデフォルトではオフになっている。

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多くの機能が、デフォルトではオフになっている

 いずれもバッテリー持ちに直結する内容なので、これらを必要としている人は個別に有効にして欲しいという考えなのかもしれないが、正直かなり面倒だし、そもそも、どんな項目があるのかも把握しきれない。

 せめて、初回セットアップ時にどれを有効にするか、まとめて設定できるようにするなどの機能が欲しいところだ。

 初期設定以外の部分では、個人的にはワークアウトの終了方法が面倒に感じる。物理ボタンがないため、ワークアウトの終了は画面のスワイプで終了画面を表示させた後に、終了ボタンを長押しする必要がある。

 この一連の操作、特に最後の長押しが疲れた状態では非常に面倒だ。そういうものだと慣れてしまえば気にならないのかもしれないが、短押しでも終了できる設定が欲しかった。

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ワークアウトを終了する際、終了ボタンを長押ししなければいけないのが面倒だ

 Xiaomi Smart Band 9は、コストパフォーマンスの高さが魅力の製品だ。高輝度ディスプレイ、長いバッテリー寿命を備えながら、5480円という価格設定は非常に競争力がある。初期設定の不便さや一部の操作性に改善の余地はあるものの、これらは使用していく中で慣れていく部分でもある。

 アクセサリーが豊富なのも魅力だ。ストラップは簡単に交換できるので、その日の気分や服装に応じて、ストラップを使い分けるといった楽しみ方もできる。

 健康管理に興味はあるが、高価なスマートウォッチには手が出ないという人や、シンプルで軽量なデバイスを求めている人にとって、Xiaomi Smart Band 9は十分に検討に値する選択肢となるだろう。

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