10万円台でPCゲームを快適に楽しめる 自作PCの魅力とその第一歩:自作PC系YouTuberが解説(3/4 ページ)
自作PC系YouTuberのHolyネズミさんによる自作PCを記事で紹介! 今回は初心者に向けて、自作PCパーツの選び方などの基本を解説する。
メモリ
ソフトウェアを同時に起動するといった状況のパフォーマンスを左右するメモリに関しては、規格と容量のみを意識するだけでよい。使用するマザボがDDR4かDDR5のどちらに対応しているかを確認すること。
容量については「ゲームのプレイ中に別のソフトウェアを起動したい」なら32GBをおすすめしたいが、一方でショップ系のゲーミングPCは16GBが標準の場合も少なくない。差額は小さいので、自分の財布と相談するといいだろう。
メモリの速度についても「3600MHz」「3200MHz」などと種類があるが、これによってゲームプレイ時のフレームレートが大きく左右されるわけではないのであまり気にしなくてよい。
注意したいのは、マザーボードにメモリの差し込みが甘いとさまざまな不具合が発生するというところだ。取り付けの際はしっかり確認したいところだ。
SSD
ストレージについて考えるべきは容量のみで、500GB以上あれば安心だ。1TBは個人だと使い切れる人は少ない。読み書きの速度については規格が定められているが、旧規格の読み書きスピードが新規格を上回るなんてこともあるので一概にはいえない。
ストレージの機種ごとに計測した結果は次の通りだ。
マザーボードに取り付けるには付属のネジを使うが、ドライバーの磁力ではなかなか付着しなかったり、小さすぎてなくしやすいので注意が必要だ。
グラフィックスカード(GPU)
ゲーミングPCにおいて一番重要ともいえるグラフィックスカード(GPU)は、最新のAMD RX7600で、ベンチマークテストで同程度の結果が出るNVIDIAのGeForce RTX 4060よりも数千円安く購入できる。ただし、各ECサイトでセールが行われる場合もあるので、価格差が少なければ好みだ。
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