Windows 10/11の9月度非セキュリティプレビュー更新プログラム/「PlayStation 30周年アニバーサリー コレクション」登場:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、9月22日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
国税庁「e-Taxソフト」のインストーラーに脆弱性
脆弱性対策情報ポータルサイトのJVNは9月24日、国税庁が提供する「e-Taxソフト」(共通プログラム)のインストーラーに脆弱性があると報告した。
脆弱性(CVE-2024-47045)の内容は、攻撃者により用意された不正なDLLが、アプリケーションよりも高い権限で実行される可能性があるというもので、CVSS v3の基本値は7.8とされている。
なお、国税庁では、9月24日にセキュリティ対策を強化した「Ver3.0.18」の配信を開始しており、製品をインストールする際は最新版のインストーラーを使用することが推奨されている。
MicrosoftがConstellationと20年間の電力購入契約を締結
米Constellationは9月20日(現地時間)、Microsoftと20年間の電力購入契約を締結したと発表した。この契約に伴い、クレーンクリーンエネルギーセンター(CCEC)が開設され、スリーマイルアイランド原子力発電所1号機の再稼働が可能になった。
スリーマイルアイランド原子力発電所1号機は、経済的な理由により5年前(2019年)に閉鎖されていたが、Microsoftはデータセンターが使用する電力をカーボンフリーエネルギーにするという目標の一環として、リニューアルされた発電所からエネルギーを購入することになる。
スリーマイルアイランド原子力発電所1号機は1979年に停止し、廃炉が進められている2号機に隣接しているが、完全に独立した施設であり、2号機の事故による影響を受けていないとのことだ。再稼働に備えて、タービン/発電機/主電源変圧器/冷却および制御システムなど、プラントの復旧に多額の投資が行われる。
また、再稼働によって3400人規模の雇用を創出し、800MW(メガワット)以上の炭素フリー電力を送電網に供給する。加えて、同施設があるペンシルバニア州のGDPが160億ドル増加し、州税と連邦税が30億ドル以上発生する見込みとされている。
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