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ついに電子ペーパーPCディスプレイにカラー到来! ただしいろいろ割り切りが必要かもしれない「DASUNG Paperlike Color」を試す「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記(4/4 ページ)

企業や組織のIT部門を支援してきた石黒直樹氏が、実際に使っていて仕事に役立つと思ったものや、これから登場する新製品、新サービスをいち早く試してレビューする連載。

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製品としてはヨシ しかし、さらなるモデルが登場予定

 カラーの電子ペーパーPCディスプレイ──DASUNG Paperlike Colorはしっかりとその用途を実現してくれる製品に仕上がっています。

 しかし、まず立ちはだかる大きな壁はやはり価格です。29万8000円(税込)とかなり高額なので、この価値を自分に見いだせるかはよく検討する必要があります。

 そして、さらに大きく悩む問題があります。

 なんと、この後すぐに後継モデルが発売される見込みなのです。その名も「DASUNG Paperlike Color Revo」──DASUNGの本家サイトでは既にページが公開されています。

 この後継モデル、リフレッシュレートがなんと33Hzもあり、一般的なPCディスプレイと比べても実用に耐えうるレベルです。ここまでしっかり表示できるようになると、オフィス用途で問題になるケースはほとんどないのではないでしょうか。

DASUNG Paperlike Color Revoの実機映像。リフレッシュレートが大きく改善していることが分かる

 もし、一番厄介なマウスカーソルの動きに違和感がなくなれば、より快適にPCディスプレイとして使えるようになると大いに期待が持てます。ただし、日本での価格はまだ不明です。価格差にもよりますが、どこまで何を求めるかを考え、製品を選択することになりそうです。

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当機も素晴らしいですが、そんな簡単に買い換えられる金額ではありません。新製品の販売ロードマップにやや疑問を感じます

(製品協力:SKT

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