検索
ニュース

初心者から玄人(?)まで結集! 第1回「自作PCユーザーミーティング」に密着(2/4 ページ)

ITmedia PC USERにも記事を寄稿するモリケン氏が、第1回「自作PCユーザーミーティング」を開催した。自作PCの初心者から玄人(?)まで結集した本イベントの様子をお伝えする。

Share
Tweet
LINE
Hatena

お題その2:30代の男性VTuber希望者

 続けて、以下のお題が出された。

 30代男性のBさんは、VTuberの配信を見ていて「自分もVTuberやってみよう!」と思い立ちました。しかし、今のPCは10年ほど前に組んだ自作PCで、インターネットとYouTube動画の視聴くらいにしか使っていません。
 Bさんは「とりあえずVTuberができるPCって、どれくらいだろう?」と思い、フラッとお店にやってきました。一応、今回もPCを自作するつもりはあるようです。

 その1とは異なり、明確な予算は示されていない。そのせいか、「Bさんは散財したいのだ」と考えてハイエンド(≒高価な)パーツをありったけ詰め込むグループもあれば、30代男性が現実的に出せる予算を想定してパーツを選ぶグループもあった。VTuberをやってみたいという提案ということもあり、PCの主要パーツに加えてマイクやオーディオインタフェース、机までトータルで提案するグループも現れた。

 本当に“百花繚乱(りょうらん)”といった感じだ。バラエティーに富む話題だったように思う。

笑いが起こる
グループで考えた構成を読み上げつつ「多分この人、VTuberやめます」と言い出したところで笑いが起きた
具体的提案
この人のグループは「40万円で夢のVTuber生活スタートPC(3万5000円×12回払い)」と、非常に具体的な提案をしていた。配信システム(OBS StudioやLive2D)の利用で8コア、ゲームに8コアを割くと想定してCPUに16コア32スレッド「Ryzen 9 9950X」を選びつつ、十分に排熱できるような冷却ソリューションを盛り込むなど、想定年収から“逆算”した現実的な内容に驚いた

 このイベントには、配信機器メーカー「AVerMedia」の上田氏が参加していた。同氏は「現役VTuberアドバイザー」としてグループ発表とは別にお題に対する“模範解答”を披露していた。機器メーカーの“中の人”ということもあり、ノイズ(雑音)対策に重点を置いた構成で、「へぇー」と声を漏らす参加者も多かった。

上田氏
AVerMediaの上田氏は、グループディスカッションとは別に“中の人”としての提案を行っていた

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る