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FCCLの電子ペーパー端末「QUADERNO(クアデルノ)」に新モデル カラー表示に対応して楽譜表示や学習利用がより便利に
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)の電子ペーパー端末に、カラー表示対応の第3世代が登場する。ペンでも最大8色のカラー入力を実現している。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は11月19日、電子ペーパー(E Ink)電子ノート「QUADERNO(クアデルノ)」の新モデル(Gen.3C)を発表した。11月22日に発売する予定で、想定販売価格はA5モデルが6万円弱、A4モデルが8万円弱となっている。
QUADERNO(Gen.3C)の概要
QUADERNOの新モデルは「Gen.3C」を名乗る。その名の通り、QUADERNOとしては第3世代なのだが、「C」の名の通りE Inkがカラー表示に対応したことが大きな特徴だ。具体的には、E Inkにカラーフィルターアレイ(CFA)を追加することで、目に優しい形でカラー表示に対応できたのだという。
カラー表示に対応したことに伴い、書き込み時や「暗記モード」の利用時に8種類のカラーを利用できるようになったことも特徴だ。メモ書きや学習時にもっと分かりやすく使えるようになるという。
ソフトウェア面では、保存したファイルを「お気に入り」登録する機能が追加されている。お気に入りに入れておけば、すぐにファイルを呼び出せるので、「複数の楽譜をサッと切り替える」ということもやりやすくなる。2024年2月に先代で対応したBluetoothフットペダルでのページめくりについては、「Donner Page Turner」に加えて「iRig Blue Turn」にも対応する。
QUADERNOは、写真のように紙の楽譜代わりに使うニーズが高まっているという。2024年2月のソフトウェア更新でBluetoothフットペダル(Donner Page Turner)に対応したのも、電子楽譜として使っているユーザーの声に応えたものだという
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