“毛のからまりゼロ”をうたうロボット掃除機「Roborock Qrevo Curv」が日本上陸 日本ではヤマダデンキ限定販売:ドックのデザインにもこだわり
Roborockが、最新のハイエンド掃除機をヤマダデンキ限定で販売する。“毛のからまりゼロ”と“モップの隙間ゼロ”がウリだが、デザイン面でも強いこだわりを見せていることが特徴だ。
Beijing Roborock Technologies(Roborock)とSB C&Sは12月5日、新型ロボット掃除機「Roborock Qrevo Curv(キューレボ カーブ)」の国内発売を発表した。日本では12月15日にヤマダデンキの実店舗(一部を除く)とECサイト「ヤマダウェブコム」限定で発売される予定で、12月5日から販売予約を受け付けている。想定販売価格は24万178円だ。
Qrevo Curvの概要
Qrevo Curvは、Roborockのドック付きハイエンドロボット掃除機の新モデルだ。新開発の「デュアル毛がらみブラシ」を搭載することで、ロボット掃除機にありがちな「毛がらみ」をゼロにした他、モップでの拭き掃除を行う際の壁との隙間を0mmにしたことが大きな特徴だ(※1)。本体のリフトアップ機能もパワーアップし、最大で4cmの二層段差を段差を乗り越えられるようになった(一層段差の場合は最大3cm)。
(※1)毛がらみゼロと拭き掃除の隙間0mmは、ドイツTUV Rheinland(テュフ・ラインランド)による認証を取得済み
付属する「4way全自動ドッグQ3」は、ゴミの収集に加えてモップの洗浄/換装/給水も自動で行える。モップ洗浄は最大75度まで温めた水で行えるため、99.99%の除菌ができるという(※2)。ゴミ収集は最大で60日程度分まで可能だ。
(※2)除菌率は75度温水を使った場合で、TUV Rheinlandによる認証を取得済み
本体には音声認識機能が備わっており、Wi-Fi(無線LAN)のない場所でも「Hello Rocky(ハローロッキー)」と話しかけることで簡単な指示出し(掃除の開始/終了や掃除モードの変更)を行える。物体認識は高精度ストラクチャードライトとRGBカメラで行うようになっており、オンデバイスAIが障害物を適切に検知して回避してくれるという。ペットのリアルタイム監視にも対応する。
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