One-NetbookがRyzen AI 9 HX 370搭載の「ONEXPLAYER X1 Pro」の予約販売を開始：出荷は年明けから順次

ポータブルゲーミングPCなどを手がける中国One-Netbookが、10.95型ディスプレイを搭載する3-in-1ポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER X1」シリーズに、AMD Ryzen AI 9 HX 370搭載の「ONEXPLAYER X1 Pro」を追加した。予約販売を開始しており、出荷は2025年1月3日からとなっている。

[渡辺まりか，ITmedia]

　中国One-Netbookは、10.95型ポータブルゲーミングPC「ONEXPLAYER X1」シリーズの新モデルとして「ONEXPLAYER X1 Pro」を追加した。グローバルでの予約販売は既に始まっており、標準価格は1599ドル（約25万1600円）からで、出荷は2025年1月3日から順次スタートするという。

ONEXPLAYER X1 Pro

　ONEXPLAYER X1 Proは、APU（GPU統合型CPU）がRyzen 7 8840UからRyzen AI 9 HX 370にアップグレードしたモデルとなる。オプションのカバーキーボードをポゴピンで装着すればノートPCに、ゲームコントローラーを取り付ければポータブルゲーミングPCに、単体ではタブレットとして利用できるという「3in1」スタイルは、ベースモデルのONEXPLAYER X1と同様だ。

タブレット、ゲームコンソール、ノートPCの3通りの使い方ができる

　APU以外の変更点としては、メモリとストレージ（SSD）の組み合わせに「64GB／2TB」という構成が追加されている。その他、ディスプレイのスペック（解像度／リフレッシュレート／輝度／色域カバー率）、コントローラーの構成、インターフェース類などは前モデル同様だ。

　価格は以下の通りだ。

• 32GBメモリ／1TB SSDモデル：1599ドル（約25万1600円）
• 32GBメモリ／2TB SSDモデル：1699ドル（約26万7400円）
• 64GBメモリ／2TB SSDモデル：1859ドル（約29万2600円）
• 64GBメモリ／4TB SSDモデル：1999ドル（約31万6400円）

　現時点では「プレセール」中で、上記の価格よりも値下げされている。

期間は不明だが、記事執筆時点で「プレセール」として最大200ドルオフで購入できる（画像はDiscord「One-Netbook official」グループより）