レノボからSteamOS搭載の8型ポータブルゲーミングPC「Lenovo Legion Go S」が登場
ゲーミングブランド「Legion」からポータブルゲーミングPCの新製品が多数登場している。SteamOS搭載モデルもある。
レノボ・ジャパンは1月8日、米国・ラスベガスで開催中のCES 2025にあわせ、ゲーミングブランド「Legion」の新製品を多数発表した。
SteamOSモデルもある、8型ポータブルゲーミングPC「Lenovo Legion Go S」
「Lenovo Legion Go S」は、8型ディスプレイやコントローラーが一体化されたポータブルゲーミングPCだ。OSにはWindows 11を搭載し、CPUは専用のLenovo Legion Go AMD Z2 Go、またはAMD Ryzen Z1 Extremeを採用している。メモリは最大32GBを搭載できる。本体重量は約730gで、本体カラーは白を基調にしている。
米国での価格は729.99ドルで、1月に発売する。5月には下位の構成モデルを599.99ドルで販売する。
「Lenovo Legion Go S Powered by SteamOS」は、Valveとのコラボ製品で、OSにSteamOSを採用する派生製品となる。SteamストアやSteamライブラリへのフルアクセスや、クラウドセーブ機能など、Steamの機能に最適化されているという。本体カラーも黒を基調としている。
SteamOS版は499.99ドルで、5月に発売する。
改良を重ねた第2世代「Lenovo Legion Go」
Lenovoが2023年に発表した、コントローラー着脱式のポータブルゲーミングPC「Lenovo Legion Go」の第2世代プロトタイプが登場した。8.8型ディスプレイという画面サイズや着脱式コントローラーといった機構はそのまま、CPUには新しいAMD Ryzen Z2 Extremeを搭載している。メモリは最大32GBを選択できる。
ディスプレイはリフレッシュレート最大144hz、明るさは最大500ニトの有機ELで、タッチ操作にも対応している。
コントローラー部分「Lenovo Legion TrueStrikeコントローラ」は、丸みを帯びたデザインに変更されており、十字キーも円形になっている。本体の重さは約890gだ。
プロトタイプのため、価格や発売時期は未定だ。
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